乳がんと生きる ㉕抗がん剤治療2回目からは通院で。ウィッグつけて... | giyoraのブログ

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一回目の抗がん剤では、点滴後数日して発熱、口内炎に見舞われ、2週間後からはきっちり「予告通り」髪もばっさり抜けました。

髪は、病院内の理容院で残った髪をバリカンで5ミリに揃えてもらいました。「いっそのことツルツルにしてください」と言ったのですが、「感染症に弱いので、カミソリをたてるのは危ないですよ」ということでバリカンでした。

もう、髪がないことを受け入れるしかありませんが、こうなると一気に病人気分になってしまいます。病人じゃないのに...

抗がん剤2回目からは通院点滴になります。予約制です。
朝、まず採血。次に、「抗がん剤を打つための」通院治療センターという部屋に顔を出し、血圧測定、看護師さんの問診があります。不具合などがあれば伝えます。それから医師の診察を受けに診察室へ移動。点滴用の注射は医師でないとできないので、「いち、に、のさん」で注射をしてもらい、注射からつながった30センチぐらいの管を腕に固定して「通院治療センター」に向かいます。

通院治療センターのなかは、受付のほかはカーテンで仕切られた2畳ぐらいの大きさの小部屋が(正しい数字は忘れましたが)10室ぐらいあり、部屋の中にはリクライニングの椅子、薄型テレビ、点滴用の医療器具があります。

点滴は2時間ぐらいかかり、しかも両手は通称ドラえもん手袋、アイスグローブで包まれているので読書もできず、テレビをぼーっと見ているぐらいしかすることがありません。

(今考えれば、Audibleー耳で聞く読書ーという手もありましたねー)
その2時間はのちほど、ポータブルDVDプレイヤーを買うことで有効活用できるようになりましたが...それは後日の話。

アイスグローブは、とにかく冷たくて冷たくて...凍傷寸前まで手を冷やします。そうしなければ爪が黒くなったり、はがれたり、いろいろ手先に不具合がおこることはわかっていますが、痛いです。本当に痛いです。

アイスグローブは、途中で自分の熱と外気温で生温くなります。そうすると、残酷にも取り替えられます。そして再びキンキンに凍らせた手袋で手を覆います。

点滴は最初に吐き気止め、次に抗がん剤、そして生理食塩水という順序で進みます。

終わる頃には結構ぐったりです。2回目が終了しました。さて、2回目はこのあと、どうなるでしょうか。