制度利用で生じる、二次被害<後半> | モラ母から「鬼」と言われ、モラ姉から「売春強要」をされた私

モラ母から「鬼」と言われ、モラ姉から「売春強要」をされた私

2013年2月8日、扶養請求の家事調停。
母と姉という血縁者からのモラハラの、分岐点的な締め。
それでも、40年以上の血縁者モラハラという過去の事実は、手放したくとも、私から離れてはくれません。

【問題点】調停そのもの

 

「制度」としては出来ています。

一度で成立しなければ、複数回、調停を開ける。

また、その後のエスカレーション。

 

「制度」のあるべき姿とは?

全ての人が「平等」に利用できる。

利用する側にとって自由度が高い物である。

 

「制度」として「義務教育」と比較してみましょう。

 

受ける権利と、親として子に受けさせる義務。

そこでは勉強するもしないも自由。

精を出せば出すほど、いくらでも学べます。

門戸は、完全に利用する側に全開放されています。

 

では、調停はどうでしょうか?

 

まず、第一歩で、大きな制約。

「原則、相手方の住所地の裁判所に申立てをすること」

となっています。

 

申立人が北海道で相手方が沖縄。

こんな極端な場合は特例扱いです。

ただし、原則は原則です。

守らなくてはなりません。

 

でも、なぜ、相手方なのでしょう?

相手方ほうが地の利的に近距離の場所?

 

実は、もう、それだけで十分。

申立人にとっては、十分な精神的なボディーブローです。

 

【問題点】調停員

 

調停委員の存在。

役目は、調停の大事な舵取りです。

一般市民の良識を反映させなくてはなりません。

舵取りならば、弱者の立場の造詣の深さも必要。

 

調停委員とはどういう人物像?

どういう待遇?

 

裁判所の説明を抜粋しました。

 

[好ましい人物像]

1.社会生活上の豊富な知識経験を持つ人。

2.専門的な知識を持つ人。

 

[年齢および職業]

1.原則として40歳以上70歳未満。

2.弁護士・医師・公認会計士・不動産鑑定士・建築士

3.大学教授などの専門家

4.地域社会に密着して幅広く活動してきた人

 

[事件毎の選定基準と具体例]

1.事件内容等に応じて、適任を指定。

2.建築関係の事件は、一級建築士などの有資格者。

3.医療関係の事件は、医師の有資格者。

4.家事調停は、男女1人ずつ。

 

[待遇]

1.非常勤の裁判所職員。

2.手当・旅費・日当が支給される。

 

調停委員は、弱者か強者か?

当然、定義の問題はあります。

何をもって、弱者強者というか。

 

ですが、どう考えても調停委員は「強者」。

有資格者などの専門家。

見識のある人生経験豊富な人。

それは「強者」です。

そんな強者に、弱者を理解できると思いますか?

 

私の場合「事件」としては「親の扶養請求」。

ですが、背景にはモラハラが存在。

「姉妹間の姉による妹への40年以上に続くモラハラ」。

私は、弱者であるモラハラ被害者。

 

私にとって調停は、調停の特徴の

[⑥落としどころは?]

法律的な評価に基づく、互いの歩み寄り。

理にかない、双方が納得のいく解決を目指す。

は、完璧なほどに成立していませんでした。

 

単なる、伝書鳩。

私にとって調停委員はそれだけの人。

 

「調停調書」。

私は、資料として事前に作成し、渡していました。

それは、背景にある事情を斟酌して欲しかったから。

でも、読まれていたとは到底思えませんでした。

調停委員の対応は、まさにその状態。

 

そして、調停委員は言いました。

「相手方は、代理人の弁護士を付けてきています」。

 

だから?

だから、なに?

その枕詞は、理解できるよ。

解るけど、だから、私に折れろって話?

 

そして、相手方の提示条件をただ、私に伝えるだけ。

都度都度、相手に代理人がいると付け加えて。

 

私は、防戦状態。

そんな私に、アッパーを決めたのは調停委員。

 

調停委員。

それは、ボランティアではありません。

日銭稼ぎの仕事。

いくつ、こなすかで、収入が変わっていく。

 

申立人の私の気持ちは、いくらだったのでしょうか?

 

【問題点】弁護士

 

平成18年度の新司法試験制度導入。

弁護士の人口は増えました。

しかし、それに対する仕事が増えていません。

需要と供給のバランス崩壊です。

 

最終的に「勝ち負け」を決める場が法的措置。

 

「勝てなきゃ、食えない」

「食っていくためには、依頼人を勝たせる」

「勝たせるためには、何でも駆使する」

 

それが弁護士の実態。

 

相手方である姉の弁護士は、調停の特徴の

[④主張は?]

法律的な制約にとらわれず、自由に述べられる。

を最大限に活用してくれました。

 

私に対し、ジャブからのストレートを決めたのは弁護士。

                                            

私の思いは負け犬の遠吠え

 

私は、思いました、調停委員に。

調停調書なんて無駄だったの?

背景を時系列に図示までして作成したのに。

舵取り役っていったい何を任されているの?

相手方の提示条件は、理にかなっていた?

 

私は、思いました、弁護士に。

法は、弱者の味方のためにも存在しているよね?

依頼人の利益を守るのが弁護士。

それは、解っている。

でも、どんな暴言でも制さないの?

相手方を代理人とし、制することはしないの?

 

モラハラ自体を理解している調停委員や弁護士。

そんな人、実際は皆無なのでは?