こんにちは
桜の花もきれいに咲き誇り、春らしい季節となりました。
入学式や入社式なども執り行われ、いよいよ新しい生活をスタートされる方々も多くいることと思います。
また、4月1日からどうも変則的ではありますが、「18歳から成人」になるシーズンのスタートでもありますね。
18歳成人と言いつつも制限付きの成人なので、ややわかりにくい点はありますが、成人としての責任だけは果たさなくてはならないと言う・・・ちょっとだけ不公平感も感じるような制度ではありますね。
一方、成人となったからには、あらゆる場面でリスクも伴いますので、周囲の信用できる大人の意見もしっかりと聞きながら、成人としての習熟度を高めていって頂けたらと思います。
特に、契約行為については、十分に注意をして、即決することなく進めて頂けたらと思います。
さてさて、本日はファイナンシャル・プランナーらしく・・・(笑)
「お金のおはなし」をしていきたいと思います。
意外と多くの方がご存じないことも多いので、ちょっとだけ予習から・・・。
まず、日本には、日本銀行発行の日本銀行券というお金があります。
これは、いわゆるお札と言われるお金です。
1万円札・5千円札、2千円札、千円札
制度的には、日本政府の子会社的な扱いになる日本銀行(1882年10月10日上場東京証券取引所【8301】)が刷って日本銀行券というお札を発行します。
(実は、日銀券は、債権でもあるんです。(詳しくは、また別の機会に))
(参考)日本銀行は、上場企業なのですが株主はいません。出資証券の発行はしています。
もうひとつは、造幣局が製造する貨幣である硬貨です。
造幣局は、独立行政法人になりますが、元々の組織としては国の機関ということになります。
五百円硬貨、百円硬貨、五十円硬貨、十円硬貨、五円硬貨、一円硬貨
日本には、日本銀行券というお金と造幣局が造幣する貨幣の二つを通貨として使用しています。
ちょっと不思議な感じがしますよね。
参考までに、アメリカではFRB(連邦準備局)という機関が米ドル札(こちらも、債権です。)を発行していまして、アメリカ合衆国造幣局が硬貨の製造をしています。
さて、ここで問題です。
あなたの手元に100万円があります。
手元に置いておいてもいいけど、ちょっと心配だな・・・。
そう思ったら、どうしますか?
そうですよね?銀行に預けますよね?
この行為によって、「現金→預金」に変わります。
預金通帳に、「¥1,000,000-」と印字されます。
あ〜良かった!安心した!
ってなりますよね。
元々、手元にあった現金は、現金通貨と言いまして、銀行に預けると預金通貨という名称に変わります。
さっきまで手元にあった100万円が、銀行に預けた瞬間、通帳に印字されただけになってしまいました!
大丈夫???って、心配になりませんか?
とは言え・・・。
昨今では、クレジットカードや電子マネー等キャッシュレスが浸透してきたので、現金での支払いが随分と減ってきましたから、あまり気になさる方は少ないのかもしれませんが・・・。
その昔、お給料は手渡しでしたから、私の幼少期の記憶では父親が給料日に封筒に入った給料を持って帰宅しておりましたよ。
今月は多いとか少ないとか・・・。●●が引かれて手取りがどうとか・・・。
そういう会話が当たり前でした。
給料日は、何となく豪勢な食卓で、父親も心なしか満足げで早めのご帰宅(笑)、母親も機嫌が良い(笑)
最近のお子様は、給料日ということすら、あまり意識されないでしょうね。
お金は、銀行にあるものっていう感覚が強いかも知れませんね。
世のお父さん・お母さん・・・いつも頑張ってお仕事して給料稼いでるのに・・・(泣)
一昔前ですと、ちょっと買い物に・・・等でも現金での取引がほとんどでしたので、お財布を持って買い物をするのが日常でした。
サザエさんの歌で、「財布を〜忘れて〜愉快なサザエさん♪」なんて、今の子どもたちからすると不思議な感じかも知れませんね(笑)
そうそう、商店街も少なくなりましたね・・・。
スマホ忘れた方が、恐怖!?かも知れませんね。
さてさて、話を戻しますと・・・。
私たちの預金って、どのくらいあると思いますか?
約1056兆円(2020年)くらいあると言われています!
このお金・・・
どこの銀行の金庫に保管されているのでしょう???
確か、さっき100万円を預けたから、100万円は金庫にはあるはず・・・ですよね?
では、多くの方々が銀行に押しかけて自分の預金から現金通貨に戻そうとします。
当然、金庫に保管されているから、すぐに出してもらえますよね?
実は、そうはいかないのです。
流通している紙幣や硬貨と、実際の預金額(預金通貨)は、イコールではありません。
1000兆円以上あるみなさんの預貯金ですが、実際に紙幣(貨幣)として存在するのは、10分の1の100兆円程度と言われています。
つまり、預貯金の9割は実態のないお金ということです。(怖っ!?)
日本よりもキャッシュレス化が進んでいる国では、現金を触る機会すらほとんどない・・・なんてこともあります。
中国などは、露店でもQRコード決済が主流です。
もっと、実際の紙幣(貨幣)は少ないかも知れませんね。
偽造や詐欺の問題などもあり、現金のリスクも高い面もありますが・・・。
それにしても・・・
不思議ですね・・・。
次に、借入れについてもお話したいと思います。
車の購入や住宅購入の際に、ローンを組まれた経験のある方も多いと思います。
まず、車や住宅を購入する際、どこからお金を借りますか?
そうです。ほとんどの方が銀行から借入するかと思います。
中には、お父様・お母様から借りる方もいるかも知れませんが・・・極々少数ですよね?
あるいは、自分で刷る!?これ、犯罪です(笑)
銀行に行って色々と審査を受けてから、「あなたを信用して貸しましょう!」っていうことになって、とりあえず「5000万円」借りますか・・・。
返済が大変そう・・・。(笑)
事務的な審査を経て、いよいよ借入の契約です。
これを金銭消費貸借契約と言いますが、実印をたくさん押したり、あっちこっちの書類に住所や署名をします。
そうしますと、あなたの通帳に、「¥50,000,000ー」と印字されます。
銀行の行員さんが、キーボードでチョチョっと打ち込みます。
この瞬間に、「お金が生まれます!」
そう、生まれるんです・・・。
むむむ・・・これ、実態のないお金ですよね。
先ほどの通り・・・。
でも、実際にこの印字されたお金は、お金としてちゃんと機能します。
これを俗に「信用創造」と言います。
余談ですが・・・。
ご経験ある方がニヤリとするかも知れませんが、一瞬だけ自分の口座に5000万円と印字された直後・・・◯◯ハウス株式会社に、ヒュ〜ンと送金されて行ってしまいます。(泣)
送金手数料やら色々な手数料を取られて、いよいよ借入スタートです。
今度は、さっき借りた5000万円に「金利」というオマケが着いてきます。
と言ってる矢先に、宝くじが当選!
5000万円を返済します!(こんな上手い話はない!)
ということで、銀行に行って借りた5000万円を返済します。
この5000万円は、どうなると思いますか?
銀行に5000万円持って行きまして一括返済します。
銀行にお金を返済すると・・・そのお金は「消えます・・・」
えっ!?となるかと思いますが、「お金を借りると生まれ、返すと消える」
そういうシステムになっているんです。
不思議ですね・・・。
一気に返済した例ですと、チョットだけ突拍子な話題ですから、月々少しずつ返済をしていくという例でも、返済した瞬間に返した分だけお金は無くなっていきます。
お金を返す量(消えていく量)と、借入する量(生まれる量) の関係で、生まれる量の方が多い限りお金は残存することになります。
これが、現代のお金のしくみです。
つまり、誰かが常にお金を余分に借りておいてくれないと、お金は消えてなくなってしまうことになりますね。
不思議ですね。
チョット、ややこしいかも知れませんが、久々にお金にまつわるお話をさせて頂きました。
追記
ロシアが、金本位制になりましたね。
金の裏付けのある通貨になります。
今の金融システムになる前までは、金本位制でしたね。
1816年イギリスから始まった制度です。20世紀頃までは、この制度で運用されておりまして、1971年に終わりを迎えます。
日本も、これに伴って変動制を採用することになりました。
中でも大きな動きとなったのは、1985年のプラザ合意です。
ドル高に対しての為替レートの安定化を図るための会議とされています。
今後の金融面のニュースは、とても重要になりそうです。
メディアを中心とした情報ばかりではなく、書籍やインターネット、専門家からの情報などより多くのソースから情報を取得していくことが重要です。
とかく金融面の情報は、末端の私たちの手元に届く頃には、次の局面に行っています。
また、多くの場合、間違った(恣意的なのかどうかは別にして)情報を与えられてしまうケースも多々あります。
「上手い話を、みんなに教えないでしょう???」
という感覚で、裏の裏を見ていくことも重要です。
特に、株式投資や為替等で資産運用をされている方にとっては、最重要課題かと思います。
そして、「肌感覚」「違和感」は、動物が持つ最大の能力だと思います。
この2つの能力を活かして、今起きている世界の出来事、日本の出来事・・・。
どうして、そうしたニュースが報じられたのか・・・。なぜ今なのか・・・。
本当は???真実を追求していくことがとても大事です。
ほとんどの場合、メディアで報じられている情報は、メディア側の意図があって流されていますので・・・。
プチ断食でもして、精神を研ぎ澄ましてみて下さい!(笑)