おはようございます。
今日は、11月1日・・・今年もあと2ヶ月ですね。
歳月人を待たず
本当に時間が過ぎるのが早いです。
昨日の朝、大変ショッキングなニュースでスタートしました。
沖縄の首里城火災のニュースです。
沖縄のシンボルであるとともに、平和のシンボルでもある首里城がほぼ全焼してしまいました。
私自身も数回訪れたことがある場所ですが、荘厳で艶やかな素晴らしい建物でした。
必ず、復興・再建して欲しいと願うばかりです。
それにしても、地震や台風、火事と全国で災害ばかり起きていますね。
平和・平穏を願いたいと思います。
一方、昨晩の渋谷の状況には、何とも言えない心境です。
本来、ハロウィンとは「秋の収穫祭を祝って、悪霊などを追い出す宗教的な行事」です。
仮装してバカ騒ぎをするイベントではありません。
1億円を投じて警備に当たったとのことですが、この1億円があれば災害への支援やそれこそ首里城の再建に活用して貰う方が、どれほど有効かと考えます。
日本人としてのアイデンティティ、日本人としてのイデオロギーがズレてしまっているのでしょうか?
少し古いと思われるかも知れませんが・・・こんな言葉を思い出しました。
混濁の世に生を受け
信頼 世々に消ゆるとき
友の誠を君に見て
我に無量の涙あり
君が憂いに我は泣き
我喜びに君は舞う
人生意気に感じては
無限の力 我に沸く
「友の誠を君に見て、我に無量の涙あり 君が憂いに我は泣き 我喜びに君は舞う 人生意気に感じては」
と言う部分は、旧制第一高校(現東京大学)の寮歌「仇浪騒ぐ」の一節
友が悲しい思いをしている中で、自分も同じように泣いて悲しい気持ちになって寄り添う
自分が嬉しい時には、同じように喜んでくれる友がいる
そういう関係があるからこそ、人生前に向かって生きて行こうとする力が湧く
と言った意味になると思います。
自分だけが得をすれば良い
自分だけが楽をすれば良い
自分だけが被害に遭わなければ良い
自分だけが楽しければ良い
自分だけが
自分だけが・・・
少し、寂しい思いになったのは、私だけでしょうか?
そして・・・
「寄り添う」って言葉が、あまりにも軽率に使われているようで悲しいです。