年少者の失敗に対する態度〜黙って減点評価?or愛の忠告?〜 | クリスチャンカウンセラー♧はんなのblog

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聖書の言葉は、人生のナビゲーションです。私たちの日常生活に適用し、心軽やかに過ごしませんか?

あなたは、愛されるために生まれた人です♡

沢山のblogの中から
出会ってくれてありがとうございます。



年明け、仕事初めに


新年会を持った職場もあったでしょう。



新年会といえば思い出す


良き学びのエピソードがあります。



以前、夫の仕事関係で


社長さんばかりが集まる新年会に

初めて夫婦で出席しました。



・ホテルでのビュッフェ形式の食事
・ドレスコードは平服で
・そんなに堅苦しいものではない



と聞いていました。
 


(コロナ以前に行ったホテルのビュッフェ⬆️)



でも、いざ会場に着いてみたら

皆さまは、ほぼ正装に近い装い!!


夫だけがノーネクタイ。。。



恥ずかしくて、閉会までの間


二人で小さくなっていました。



帰り道、主催者の社長ご夫妻と

同じタクシーに乗せて頂いた時



社長さんが開口一番に



「平服、と言われても若手(注・当時30代)なんやから、ネクタイして来んとな!まだまだやなぁ。ハッハッハ!」



と、豪快に笑い飛ばして下さいました。



夫は、頭をかきながらしょんぼり。


私は「何て有難い!」と思って


「本当にお恥ずかしい限りです。言って下さってありがとうございます!」


と、本心からお礼を言いました。



だって、社長さんは

みんなの前で指摘するでもなく
陰でネタにするわけでもなく
皮肉たっぷりに言うわけでもなく
黙って減点評価するのでもなく



面と向かって笑い飛ばしながら注意して下さったのですから!





「ひそかに愛するのにまさる」



別訳では



愛するあまり、 悪いことをしても何も注意しないより、 しかるときははっきりしかるほうがよいのです。

‭‭


この言葉には続きがあって




うわべだけの愛想の良さや

優しさ、くちづけは

敵だって出来る


でも


本物の愛と友情は

自分が嫌われるかもしれないという

損得を考えずに相手に忠告すること


というような意味です。



社長さんだって


敢えて言わなくても


心の中で減点評価をすれば良かった。




でも、笑い飛ばしながら言ったのは



「これから、歳を重ねて益々こういう場に出ることが多くなるのだから覚えておきなさい」



という親心だったと思うのです。




勿論聞いてもいない時に受ける


アドバイスは


独りよがりなお節介になりますが



本当に自分を思って言ってくれる


忠告には


素直に耳を傾けたいものです。




そして同時に、TPOを見極め


相手を思って忠告する愛も


持ち合わせていたいです。



あの人には何を言ってもダメだ

言うだけ損をする

怖くて言えるはずがない

私には関係ない


というように...



誰からも何も言われない人

無関心で通り過ぎる人


ではなく


言ってもらえる人

聞く耳と心を持つ人

愛の動機で忠告できる人


でありたいと思わされる年初です。



最後まで読んで下さり、本当に感謝します。あなたは、愛されるために生まれた人です。