D.カーネギー『人を動かす』(創元社)を読了しました。
この3連休を目いっぱいに使って、ほぼ3日で読み終えました。
- 人を動かす 新装版/創元社
- ¥1,575
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原書が1936年の出版とあって、リンカーンをはじめ南北戦争時代の話が多く出てきますが、本書を読むと、人間は時代や場所が変わっても、基本的には何も変わらないことがよく分かります。
本書は、数多くの実践から、人間とはどのような生き物であるか、現代の社会生活にあってどのように思考し行動するのかなどをエッセンスにまで抽出した本であると思いました。
人は自尊心が強い生き物で、いかにその自尊心を傷つけることなく、やる気を伸ばしていくのか、ちょっとした気遣いや配慮で、その結果が大きく変わることが本書において分かりやすく解説されています。
本書にはほんとうに多くの実例が書かれていますが、これらの実例をそれぞれのテーマにうまく分類し、それをコンパクトに纏め上げているワザはまさに卓越した力量かと思います。カーネギー氏は、本当に優れた方だったのですね。その能力も、あとがきに書かれているように、カーネギー氏が多くの苦難や遍歴を経てきたからこそ、得られたものであったのかなと思わされました。
会社で、家庭で、その他社会で、人を動かそうとしていかに本書とは逆のことをしていたのか、今更ながら気づかされ、今後の生き方に多くの示唆を与えてくれる良書でした。
『道は開ける』とともに、今年読んだ中で、ベスト書のひとつになりました。