ジョン・キム『時間に支配されない人生』を読了。
強くしなやかに生きるとは、こういうことをいうのかなと思った。
セネカ、ショーペンハウアー、ニーチェ、ゲーテが著者の4人の友人というだけあって、それぞれの思想が本書のベースになっているのだなと感じる箇所が結構ある。「今日の自分は昨日より成長している」といったあたりは、ニーチェ的か。他方、内面の平静を説くあたりは、セネカ的かな。
なかなかすぐに本書の説く境地には辿り着けないが、組織人として忙しくもマンネリな日々を過ごす者としては目指すべき方向性が見えて、非常に参考になった。
特に印象的だった言葉は、次のもの。
・目的地は何度変更してもいい(134頁)
・どんな仕事も、ただ長く続けたからすばらしいわけではない。大切なのは、いつ何時も主体的な選択を行い、結果として30年、40年続いたという事実である(140頁)。
・自分の可能性を軽んじてはならない(191頁)。
表紙に岡本太郎の時計台が写っているのも、タロー的な生き方に対する共鳴が示されているのかなと勝手に思った次第。
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