阪急電車のトムとジェリー号 と最近のキャラクターコラボラッピング振り返り
8時36分着、毎年恒例となった阪急電鉄のキャラクターコラボラッピング電車、
8時42分発1300系1311F 準急京都河原町行き、トムとジェリー号
今年のネタは来年2025年で生誕85周年を迎える「トムとジェリー」
これまでユルめでシュール系のキャラが続いてきたので今年もこの路線でPEANUT(スヌーピー)かムーミン辺りを予想していたのですが、ストレートで激しい系のアメリカからのキャラクターが来ました。
京都線の京都側のヘッドマークには昔のアニメ定番の挟まれたり轢かれたりするとペチャンコになるネタ、特にトムジェリでは印象に残っています。
ぬいぐるみ添乗は今回も継続、反対側からなので右のタフィーが隠れてしまってます、また撮り直します。
サイドには鳥居に大文字にお茶席など京都イメージをラッピング、
去年のうさぎ号から竹林と人力車が消えて花火と八坂塔が出現、そして八ッ橋が団子に変わってます。
京都線トムとジェリー号の直後8時38分に到着し正面を撮り逃したこちらを後追いで、
サイドには箕面大滝、宝塚大劇場階段、HEP観覧車、去年のちいかわ号にもあった定番スポットをラッピング。
8時44分発1000系1000系1001F 普通雲雀丘花屋敷行き
宝塚線のトムとジェリー号が出発して行きました。
ここで阪急電車の歴代コラボラッピングを振り返り、
2020.9.1-2021.3.31 すみっコぐらし
2021.7.14-2022.1.31 コウペンちゃん
2022.8.3-2023.3.30 ミッフィー
2023.8.4-2024.3.28 ちいかわ
これ以前にもリラックマやスヌーピーの部分ラッピングや沿線に因んだベルばらや手塚治虫などもありましたが、夏頃から年明けまでという決まった会期で先頭車フルラッピング+中間車戸袋ラッピング、限定コラボフード展開に限定Nゲージ通販という今のスタイルが出来上がったのは2020年のすみっコぐらしから。
これまでの歴代添乗員の様子、
ぬいぐるみ添乗はすみっコぐらしではまだ無くコウペンちゃんが最初でした。
すみっコぐらしの添乗員は後に南海電車の方で実現しています。
コウペンちゃんの回ではぬいぐるみ以外にもカラーLEDイラスト入りの行先標示など意欲的な試みがされましたが、こちらは1回きりでその後は採用されず、絵が入る分文字のスペースが削られるからなんでしょうね。
江ノ電などで見たこういった演出は好きなのですが、ここの場合行先はほぼ「鎌倉」と「藤沢」の2文字、
対して阪急は「大阪梅田」「神戸三宮」「京都河原町」などインバウンド対応で文字を増やしたこと、なにより「雲雀丘花屋敷」に尽きると推測しています。
先頭部分も過去のものと比較、
最後に京都線、宝塚線と来れば、
9時47分着 神戸線のトムとジェリー号が到着、
サイドラッピングは
ポートタワーに南京町、
西宮北口カリヨン広場の鐘、
芦屋川の桜
到着した列車はしばらくして神戸方面へと折り返し、
10時00分発1000系1002F 特急新開地行き
神戸線のトムとジェリー号が出発していきました。