博物館明治村~愛知で京都市電で聖地巡礼
犬山といえば先ず思いつくのが国宝犬山城なのですが、
今回それとは逆方向のバスに乗って、
博物館明治村に到着、
意外だったのが愛知県なのに岐阜バス、そして交通系ICカードが対象外、
久々に整理券取って料金箱に硬貨を入れました。
ここにある展示物建造物はレプリカではなく、すべて移設された実物。
そして、映画やドラマのロケやアニメの背景にも頻繁に登場しているということでやってきました。
明治/大正時代を舞台にした数々の映像作品、
NHKの朝ドラでも今やっているエールをはじめ、まんぷくや半分青いなどでも使われたそうですが、
いつもの個人的バイアス全開のニッチ路線での訪問です。
まずは入場ゲート近く、
坂の上の雲のロケで使用されたという三重県庁舎。
鉄道局新橋工場と明治天皇御料車、
名古屋の市電1号車、
…と、
ここは鉄道遺産の展示が多いことでも有名なんです。
京都市電、
静態保存だけでなく運行中のものも、
愛知からつい最近行ったばかりの京都にいきなりトリップ。
市電に乗車。
レプリカではなく、かつて実際に京都市内を走っていたホンモノのチンチン電車。
そして電車のあとはついに待望の蒸気機関車、
…のはずがメンテナンスにつき運休、
無念、
こちらが乗るはずだった、
アメリカ製の9号機関車、
もう1両英国製の12号機があるそうです。
牽引される国産の三等客車、乗るのは機関車じゃなくてこっちですね…
乗車は次回に持ち越し。
こちらは静態保存だと思われる1号機、
うしろの鉄橋は川崎~蒲田間の六郷川鉄橋、
英国製でかつて実際に多摩川にかかっていたものらしいです。
ボイラーだけの展示、
12号機のレストア時に交換したオリジナルのものらしいです。
SL紹介の都合で写真が前後しますが、
名古屋のSL乗り場のところまで戻して、そこからまた品川灯台まで市電で移動、
そしてSLで行く予定だった北の方角へ徒歩で、
SLとは反対の湖側のルート、歩いて行ったからこそ見ることができた風景、
怪我の功名かな。
そして、次の目的地、
日本赤十字病院、ここからが今回の訪問のメインディッシュ。
見覚えのある風景。
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
蝶屋敷、
鬼滅の刃24話のモデルとなったと巷で話題の病室。
窓の数やベッドフェンスなど細部異なる部分もありますが、ここに善逸がいても違和感なしですね。
続いて、
聖ザビエル天主堂、
と帝国ホテル、
ここでは、
アメリカの有名な建築家フランク・ロイド・ライトが設計した…
ポーツマス条約の調印式の際のテーブル…
といった解説は専門のサイトで見ていただくとして、
自分が注目したのは、
上が現物で下がアニメ映像。
©Nitroplus/TYPE-MOON・
常世総ての悪を敷く者…でしたっけ、
呪文忘れたのでセイバーは召喚できませんでした。
レイヤーさんはいましたけど。
©Nitroplus/TYPE-MOON・
聖杯戦争3年前
これが見たかったという…
Fate/Zeroの第1期オープニングと第1話に登場した場所、
鬼滅とは奇しくもLiSA繫がりでもあったり。
うろ覚えで撮ったため写真のアングルやポイントがあってませんが、
こちらの構造はトレースしたが如くです。
設定ではトリノとかだったのですが犬山にありました。
イタリアまではなかなか行けないので愛知でよかったです。
最後にそれ以外に周ったところ、
大阪府最後の村、実はうちから案外と近いところなのですが、
愛知にあってびっくり。
拷問器具かと思ったら医療用X線でした。
写真撮られても魂抜かれるって思ってた時代にこれは怖かったんじゃないでしょうかね。
カッコイイと思ったら監獄でした。
村内を巡回するバス、
橋の上に軌道、
この上をSLが走る姿を見たかった。
北端が東京駅という設定でSLの駅とミュージアムショップを兼ねています。
正門側と合わせて売店は2か所あります。
第2パーキングから訪れた場合こちらが正面になるようです。
天候にも恵まれゆったりとした時間を過ごすことができました。
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