はじめての名鉄パノラマsuper
下車。
横4列のレギュラーシートはこんな感じ、
ホーム下から照らす転落防止用のランプ、
結論、かなり快適でおススメです。
軌間が合わないので現実的な例えではないですが、JRに乗り入れて、
サンライズと同じ7時間かけて東京まで座席で寝ていけるレベル。
現時点でここ以外でバックシェル実装といえば
東北/北陸新幹線の1等車、グランクラスと
サフィール踊り子のプレミアムグリーン車がありますが、
運行本数や定員、料金など総合すれば最も利用しやすい環境にあるのが
この“ひのとり”かと思います。
名古屋か関西方面に御用の際には是非一度お試しを。
そして、余韻に浸っている間もなく、
見慣れた近鉄電車を横目に、
ここから未知の世界、
名鉄名古屋駅へ。
名古屋の市営地下鉄は乗ったことがあるのですが、実は名鉄は初。
もうエヴァではないですが、ミュースカイ発見!
初号機カラーも見てみたかった。
いつも新幹線の車窓から見るだけだった赤い電車がずっと気になっていました。
名鉄名古屋、そういえば以前は新名古屋駅って言ってませんでしたっけ、
いつの間に変わったんだろう?
そして来ました、
名古屋鉄道1200系パノラマsuper!
名鉄自体初めてなのでパノラマカーも当然初、
次はこれに乗って移動です。
後ろの席の人が前を見やすいように展望車の座席の背もたれは全体に低めに設定されているみたいです。
座席表、先頭車両の前方5列の展望部分だけ階上別室で自動扉で区切られています。
扉の向こうの階下の1階席、
ちゃんと進行方向に転換されています。
小田急ロマンスカーと比較、
こちらは同じ階で通しになっていますが、展望席の向きの扱いは同じ。
1Aですが、先頭ではなく、GSE、ひのとりに続いてまたもや最後尾、
といってもこれには理由があって、
じつはこのパノラマカー、展望車は豊橋寄りのみで、
岐阜/鵜沼寄り先頭車は座席指定料金不要の一般車両なので展望車の設定そのものが無いんです。
こちらが反対側の非展望車。
つまり西に向かう展望車は必然的に全部後ろ側。
別形式の自由席車両の併結運用といえば南海のサザンを思いつくのですが、
サザンの場合は特別車に展望車設定そのものが無いので問題なしかと。
過去に全車特別車の設定があり、後に無くなったという経緯まで同じです。
そのかわりパノラマsuperの場合、併結自由席も優等列車らしいクロスシート。
サザンの併結自由席はロングシートのただの通勤車両なので、
その点は名鉄さんの方が羨ましく思いました。
注目の展望車の視界なのですが、運転席が上にあるロマンスカーに対して
このように下にあるため、
すれ違いの列車を見てもわかるように視点がかなり高め、
あと注目したのが、
金属製の簡易なものですがフットレスト付き、
これ、グリーン車でもない限り意外とありそうで無いんですよ。
そういえば以前富山に行った際、JR特急の一般車で、
西日本のサンダーバードにはついて無くて、
東海のワイドビューひだには付いていた記憶が。
最近乗ったくろしおにもはるかにも付いていなかったので、
中京の人は足置き場にうるさいのだろうか?とか思ってしまいました。
ディスプレイ、はじめて見る駅名ばかりで新鮮。
展望席からの眺めも良好、
そうこうしているうちに犬山駅に到着、
ここで下車。
製造年がかなり前だったはずなのでどうなのかな?なんて思ってましたが、
2018年に大幅リニューアル済みということで古さを全く感じさせない内外装、
想像以上の快適さでした。
さらにプラス360円という特別車の格安さにも驚き。
ここ犬山駅は多くの線が接続していて、いろんな車両が次々と入って来ます。
初めて見る電車ばかりで興奮。
ホームにいる間に別の特急型車両2200系が回送で到着、
こちらも前と後ろで扉の数が違う!
前後顔は同じながら特別車と普通車の併結仕様でした。
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