船は追わせない・・・4 | まだだ、まだおわらんよ・・・

船は追わせない・・・4

さて、今回はジオラマベースについてのお話しです。
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要はこのシーンを再現したいというのが始まりでした。

 

で、ガランシェール全体というのは無理があるので、

あの〝リバコーナ貨物(Rivacona Cargo)〟

のマーキングだけでも雰囲気が出るのではないかと思い、
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このピンクで囲んだ箇所のみの再現、

ならば複雑に入り組んだ面構成もなくフラットなので、

お手軽であろうということではじめました。

 

で、ただの平面のようなんですけど、けしてデタラメでなく、

いちおうエアダクトらしいスリットの位置など、

設定画は押さえてパネルラインを構成しています。

 

まずは下地塗装、
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そして3層のグラデで立体感をつけます。
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パネルラインなどの輪郭がはっきりしました。

 

こういったジオラマの場合、大きな突起物などをつけた方が、

立体感や面の情報量が増えて見栄えがするのですが、

冒頭のロンドベルのクラップ級の砲撃を、回避運動で皮一枚でかわしていたので、

そんなものがあったら、とっくに被弾していただろうということから、

寂しいジオラマベースになるのを承知で、敢えてとりやめたのです。


また〝リバコーナ貨物〟のロゴが斜めに入った方が、

クシャトリヤの躍動感が出るだろうということで、

船体を斜めから見たという設定で作成、

 

そのため板も水平ではなくて、
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全方位高さを変えて微妙にディメンションに変化をつけています。

 

それと今回は収納のことを考慮し中央で2分割する

モジュールレイアウトもどきにすることも前提にやってましたので、

中央に斜めにラインが入ってしまうということと、

この段違い設計に意外と手間どったというわけです。

 

目立つ中央の分割ラインは、

装甲表面を這うダクトを模したラインで誤魔化すという方法をとりました。

 

で、文字はプリントアウトしたものをベースに、
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全く同じフォントがなかったため、一部手直しをしたものを、
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プラ板に写して、それをマスキング用にくり貫きました。

これをあてて、上からホワイトでブラシという寸法です。

 

たいへん大きな文字なのでホワイトデカールでは劣化による欠損の虞があるのと、

塗装の方が雰囲気がでるんじゃないかってことで、こちらの方法を採用しました。
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こんな感じに仕上がりました。

 

で、上面に4つの穴が確認できると思います。

実はこの中には、ディスプレイベースのアームがしっかり固定できるように、

アクションベース2の基部をそのまま埋め込んであるんですね。

 

で、予備の2つの穴には、メンテハッチ状の蓋を脱着式に付けて隠しています。
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なのでそれを外せば、この甲板上だけでも更に2機ディスプレイできます。

まあ上の画像のようにクシャトリヤがいると、1機追加しただけでも窮屈ですけどね。

ギラ・ズールサイズならば、最大4機までディスプレイ可能です。


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塗装前でアクションベース2の基部が透けて見えた状態です。

ちょうどこんな具合にですね、中の六角形のがそうです。

 

それとこの手前のジェガン小隊3機を配置した宇宙空間を模した板なんですが、

ジオラマでの宇宙ってのが一番厄介でして、

ジャングルや市街地だと、盛り土や岩盤、樹木、建造物などを乱立させるといった。

Nゲージのノウハウがそっくり生かせるのですが、

エピソード1の冒頭シーンは暗礁宙域手前の空間・・・

 

で、ベタなんですけど、宇宙を描くことにしました、
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画像ではかなり青く写ってますけど、もっと黒っぽいです。

使った色はネービーブルー、

 

そこに星を散らしただけだと、なんか寂しい・・・

 

で、
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このように〝天の川〟状に

エアブラシでグラデーションを入れてみたんですよね。

これでなんかそれっぽくなったかなと・・・

 

まあ、こんな地味なジオラマでも、それなりに苦労はあったということです。

 

それと、モデラーズギャラリーさん

http://www.modelers-g.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=9779

のほうにも、本日から掲載しました、

覗いてみて、よろしければ点数でも入れてやってくださいな、

 

では次回に続く・・・かも

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