★★★★☆
アストロファージと呼ばれる謎の地球外微生物群に太陽エネルギーが食われ、このままでは太陽活動が低下して地球は30年内に氷河期を迎えて人類と共に動植物の多くが死滅してしまう事になる。
しかし、太陽系近隣の恒星も同じ被害に見舞われる中、ひとつだけアストロファージの被害に合ってない恒星があった。 そこで主人公のジュニアハイスクールの科学教師(実は優秀な科学者)が、その11.9光年彼方の恒星系へ地球を救う方法を見つけるためにたったひとり(仲間のクルーは既に全員死亡)の片道切符で派遣される。
そして、その11.9光年先の恒星系に着いた時、そこに居たのは主人公と同じ目的で自身の故郷の星を救うために遥々他の恒星系から来ていたひとりの地球外知的生命体だった。 主人公と地球外知的生命体との交流と友情、2人の幾多の困難と、ラストの主人公が友情の為に自らの命を捨ててもいいという崇高な決断。 そのような主人公の数奇な運命を描いた作品。
映画の原作本である本作は、読み易くて非常に面白くてSF小説や科学に興味のない人でも十分に楽しめる作品だと思う。

