魔法少女を忘れない、を忘れてた | みづたま模様はカルピス模様

魔法少女を忘れない、を忘れてた

そうそう、観てきました、映画「魔法少女を忘れない」。もっとも、観たのはたまたまオフだった4月1日。ロケ地の福岡では先行公開なんですねー。ちなみに原作は未読です。そのあとプレビュー・メイキング番組「『魔法少女を忘れない』、を忘れない」視聴。
以下ネタバレ注意。

まずは、みらい役谷内里早さん・千花役森田涼花さんの両ヒロインの可愛さったら! さすがモデルとアイドル、笑顔は満点です。海水浴のシーン (撮影10月20日、気温18℃・4mの風! おぼれるシーン直後のすぅちゃん談「面白いくらい寒い」) で水着姿を披露するんだけど、2人とも華奢だなー。
あと、2人の役とも登場時の言い回しが独特で、「うわぁー、ラノベ全開だぁw」って思ったのは内緒(笑)。まぁシチュ自体男子の妄想っぽいものだしね。

ある日、「魔法が使えなくなって、ひとりぼっちだったから」と母親から紹介されて妹に。元魔法少女という台詞は頻繁に出てくるけど、「魔法少女」に関しては一切説明ないです。そういう手法もアリだろうけど、そんなわけでみらいに関しては感情移入しにくいかなぁ。どんだけ寂しい思いをしているか、とか。
ただ、こんな娘に「お兄ちゃん」ってなつかれたら、もう可愛くって仕方ないでしょうね。とはいえ、お兄ちゃんも海水浴に行ったことととみらいのダンスを物憂げに見てたということ程度で“いとおしく思っている”ことが表現できてたかというと、ちょっと疑問です。妹→異性という意識の変遷がいつあったのか、なかったのかも不明だし。

秋村先生(前田亜季)はムードメーカーというだけでなく、「元魔法少女は永遠にこの世界に留まったまま、だんだんみんなに忘れられてくの」と示唆のある台詞をいいます。示唆というより、ズバリそうなっていくんだけど(笑)、前述のように魔法少女が何なのか分からないので、こっちとしては信憑性薄いんですよ。なんでそうなるのか分からないし、魔法少女も分からない。(くどいw)

すぅちゃんの猫の目のように変わる表情がいいです! この映画当初すぅちゃん目当てでしたがさすがの安定した表現力・演技力!
対して谷内さんはナチュラルな魅力。「んふふ」とか思わず漏れてしまった風の大人びない笑い声。成長過程上今だけに存在する“少女”という言葉が似合いますね。
ずっと続くと思ってた何気ない日常が失われていく切なさ――。
キャラがいいほかに画もBGMもいいカンジなので、自分としては「観てよかった」感が勝りました。

鑑賞後感としては、すぅちゃん演じるちーちゃんがかわいそう(笑)。2度忘れ去られてるw

総じて、ストーリーは深読みせず、雰囲気を楽しむ映画ですね。ヒロイン2人どちらかでも気になるなら観て損はないでしょう。

主題歌はJURIAN BEAT CRISIS (川上ジュリア)で「キミといた証」。テンポのいいガールズロック。


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しなな 泰之
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