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 「初もうで」は、明治時代に鉄道会社が、正月の売上げを増やすために・はやらせた習慣らしい。「日本古来」の信仰とは何の関係もないそうだ。忘年会だの新年会だのと、何かと理由をこじつけて酒を飲みたがるのと同じことだろう。

 

 そうは言っても、1月半ばを過ぎてどこの寺社にも行ってないと、なんとなく落ち着かない。そこで、これまた「日本古来」ではない寺社を選んで初詣とするのもよかろう。埼玉県の「高麗郷 こまごう」は、7世紀に高句麗の侵略を受けて滅ぼされた際、倭国に移住してきた人びとが開拓した郷村として知られる。そこにある「高麗 こま 神社」と「聖天院 しょうでんいん」―― 渡来人正統の寺社を、「飯能」駅から山越えして詣でることにした。

 

 

 

 

 

 シルエットは行程の標高(左の目盛り)。折れ線は歩行ペース(右の目盛り)。標準の速さを 100% として、区間平均速度で表している。横軸は、歩行距離。

 

 

 西武秩父線の「飯能駅」を出たら、まっすぐに北上する。

 



 

 

 見たところ、アプローチはけっこうな標高差がある。尾根に乗るまでが難関かもしれないな、と身を引き締める。

 

 

 

 

 

 視界をふさぐビルがなくなってくると、丘陵は、ゆるやかに起伏しながら平たんに続いているのがわかる。

 

 

 

 

 

 ここが登山口‥‥

 

 と思ったら、あっというまに尾根上に着いてしまった。尾根筋の路を「高麗峠」に向かう。

 

 

 


 尾根は波打つように昇ったり下ったり、右に振れ左に振れ、路はたらたらと続いている。木漏れ日の散歩道。ヒノキ,アラカシコナラ,サクラ,下生えのアオキ

 

 

 

 

 


 頭の上を、ゴルフ場の道路が渡る。西武鉄道の開発会社が広大なゴルフ場を造った時に、自然破壊の申し訳に周りに雑木林を残してハイキングコースもこしらえた。それが、この散歩道の由緒書きであるようだ。緑色のフェンスは、どんなつもりか知らないが、刈り残された自然とは如何なる意味でも調和していない。

 

 

 

 

 「奥武蔵自然歩道」と合流すると、まもなく「ほほえみの丘」という広場に出る。これも西武財閥のこしらえで、四季の花々を配した大草原にする計画だったらしいが、植栽は進んでいない。除草剤の洗礼を受けた裸地がうねうねと広がっているだけだ。

 

 

 

 

 

 

 萩の峰」↓。「みね」というほどではないが、よく見ると雑木林の下の地面がふくらんでいる。

 



 

 

 

 最前からのヒノキ,コナラ,サクラなどにまじって、クヌギスギ,アカマツが目立ってきた。176.5メートルの三角点を過ぎると「高麗峠」になる。

 

 

 

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 峠のさきで、「きんちゃく田」方面への「自然歩道」と、「聖天院」「高麗神社」への路が岐れる。

 

 

 


 しばらく往くと、宮沢湖への周回路と、聖天院 しょうでんいん」への路が岐れる。

 

 

 

 


 路は、北向きの谷地田に入っていくコナラ,クヌギ,サクラシラカシ,アラカシヒノキ,アオキ,‥‥これまでの樹相が続く。そして、休耕田は生き物の宝庫。今は冬眠中?

 

 

 

 

 

 

 暗い森から抜ける。ようやく平地に出る。向かいの山の中腹に「聖天院」が見えている。

 

 

 

 

 

 「日和田山」↓。右奥に「物見山」。

 

 

 

 

 

 

 

タイムレコード 20260117 [無印は気圧高度]
 1240「飯能」駅[110mMAP=GPS]  - 1303「中山」信号[116mGPS]1307  - 1310登山口[132mGPS]  - 1315尾根路出会い・宮沢湖分岐[153mGPS]  - 1327ゴルフ場道路下のガード[145m] - 1338「ほほえみの丘」[176m] - 1346「萩の峰」[182mGPS]1400 - 1407「高麗峠」[173mGPS]1414 - 1425宮沢湖分岐[138m] - 1451森から出る・車道交叉[95mGPS] - 1520「聖天院」雷門[82m] - (2) へつづく。