↑晴れ間も見えてきたが、「堂平 どうだいら」山頂からの展望はいまいちだ。どの方角も、ぼやっと霞んでいる。
↑北隣りの「笠山 837m」。こちらより少し低い。
↑「大霧山 767m」。あそこへ行ったときは、よく晴れて、日光,谷川岳,浅間までくっきり見えたのだが。
↓その下の谷あいに、出発点の白石地区が見える。
↓南方。近くが「剣ヶ峰」、遠くが「川木沢ノ頭」。これから行く尾根筋。ガスっていて気力が失せる。。。。
山頂に「天測点」というコンクリートの台がある↓。
「天測点」とは何ぞや? 三角点とは違うんだろうか?
帰ってから調べてみた。説明はこちらだが、難しくてよく解らない。どうやら、この台の上に天体観測機を設置して、恒星の通過時刻と角度を観測するらしい。そうして算定された経緯度(天文経緯度)を、地上の三角点測量による「測地経緯度」と比較することで、三角点測量による方位の精度を高める、ということらしい。また、この場所の正確な「標高ゼロメートル」の深さを求めるのに必要な「鉛直線偏差」を測定する、のだそうだ。
そういうわけで、謎は多いし、雲は晴れないし、テンションが上がらないが、先へ行くことにする。「大野峠」までの尾根には、緩やかなコブがいくつかあるのだが、それらのピークへ上がるのも面倒になった。巻き道の車道をだらだら歩いてゆく。それでも、空はだんだん晴れてきた。
「剣ヶ峰」の巻き道で、展望の良い場所があった。はるかに、グリーンラインの尾根筋が見える↓。あちらは天気が上々だ。雲が解けて視界がよい。つらなりのいちばん遠くに見えるピークが、最近何度か昇った「関八州見晴台 771m」だ。
↓「白石峠」に到着。尾根は、ここまでが緩い下りで、ここからは、ゆるゆるとまた昇り返していく。
↓「大野峠」の手前で、尾根を乗っ越すところから、椚平 くぬぎだいら ~檥峠 ぶなとうげ の尾根がよく見える。あそこも、去年歩いた。しかし、山腹にポツポツと赤いのは何だろうか? 紅葉だろうか? 紅葉には早すぎるが。。。
「大野峠」に到着↓。ありがたい、木蔭に休憩所がある。ここでひと休み。
ここからは、ヒノキ林のなかを一気に下る。ツヅラ折れになっていて苦労はない。
水音がする。沢の水源だ。
「赤谷」集落に降りてきた。
車道に出る。よく見ると、正面の山腹にも赤い斑が見える。やはり、紅葉している樹種があるようだ。暑さのせいで焼けてしまった、ということなのだろうか?
「赤谷」バス停に到着。ここから西武線・芦ヶ久保駅まで1ストップ。
ともかくも、これで寄居から高麗郷まで、外秩父縦走路がつながったことになる。次はどこへ行こうか?
踏査記録⇒:YAMAP
タイムレコード 20240815 [無印は気圧高度]
(1)から - 1153堂平山[879mGPS 876mMAP]1234 - 1306白石峠[769m]1311 - 1400大野峠[852mGPS]1425 - 1500徒渉点[575mMAP]1515 - 1620「赤谷」バス停[405m]。