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       かつて千年のむかしに(1961年)

 胸騒ぎと旅出のいらだちに衝きうごかされ
 ちりぢりの夢から目醒めれば
 いつもの唄を囁いている
 夜のしじまの私の竹だ。

 やすらかに寝ていたいのに
 私を古い軌道からもぎ離すのは何者か、
 堕ちてゆく、あるいは飛んでゆく、
 終りなき旅路へと。

 

 かつて千年のむかしのこと

 故郷 ふるさと があり、庭があった、

 そこには鳥の墓の辺 べ 

 花壇の雪からクロッカスが伸びていた。

 

 鳥のように羽広げ

 私を囲む縛 いまし めを超え、

 はるか彼方へ飛び立とうか、

 黄金 きん と輝くあの時へ。

 

ヘルマン・ヘッセ『詩集』より。   

 

 

 

 

 さてはて、新春恒例の【冗談音楽】をお届けっ!! ……まずはカウントダウンから:

 

 

 

 2023年さようなら。 蛍の光!

 って、あちらの歌だったのね

 

 

 

 

 

 カウントダウン

 

 

 

 

 

 年明けの花火。いちばんウルサイのを選んでみましたっ

 

 

 

 

 


【1】 リーベルク。ドイツでは冗談音楽の定番!


 ちょっと古いかな? でも、これは笑える。「運命の人」は、タタタタ~ン。。。。 で御出ましっ

 

 

 


 

 モーツァルトを中国語で弾きます! んん?

 

 

 

 

 

 ベートーヴェン・ピアノ協奏曲「皇帝」。オーケストラがいないので、観客に音源スイッチで伴奏させようとするのですが。。。

 

 

 

 

 


【2】 アイネ・クライネ[ニヒト]ムジーク


 今年は、ニコニコで探してみました。意外や意外! ニコニコは格調高いですな。冗談音楽といいながら、ゲラゲラと下品に笑うようなのは一つもない。

 

 ↓あなたは、何曲当てられますか?

 

 


 

 


【3】 IGUDESMAN & JOO


 これもニコニコ。冗談音楽のギャグをオンパレードしてるかんじ。ソツなくこなしているけれど、ネタが知れてるから、腹をかかえて笑うほどじゃない。

 

 

 


 


【4】 ダブルコンチェルト 第2番 寝台特急「月光」


 これは、聴きごたえあり! 冗談を超えて、名演奏…

 

 

 

 

 


【5】 ズーラシアン プラス ショー 「鉄腕アトム」


 楽団員が全員ぬいぐるみをかぶってるだけじゃない。トロンボーンは背が高くないと吹けません。どうして?

 

 

 

 

 


【6】 ヒンデミット編曲

ワグナー『さまよえるオランダ人』序曲


 私は、これ↓、レッキとした現代音楽だと思うけどねえ。。。 ワグナーの元曲を知ってる人は、どう思うやら…

 

 

 

 

 



 

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