「五輪峠」は、沼田方面へ下りる道路が外輪山を乗っ越す切通しになっている。真新しい五輪塔がある↓。「五輪峠」という名前も、最近付けたのではないだろうか。北上山地の「五輪峠」のような由緒ある地名ではなさそうだ。
沼田市へ向かう道路の切通しになっている。道路の先に黒檜山が見える。
道路の向かい側から、また山路に入る↓。ダケカンバ、シラカバ、ミズナラ、リョウブ、ホオノキ、アカマツなどの疎林がつづく明るい尾根。
木の間から見える谷川岳は、もう冠雪している。↓
1493メートルの小ピーク。「陣笠山」という名前がついている。
シラカバが日に当たってまぶしい。↓
うしろを振り返れば、黒檜山(右)と小黒檜山。
黒檜山(左)と駒ヶ岳。
葉が落ちて明るい稜線を進んでゆく。ゆく手の山々↓。右から左に、薬師岳、鈴ヶ岳、鍬柄山。
鍬柄山↑――西外輪山のはるかな連なり。左のほうに富士山も見えてるのが、わかりますか~?
進行方向右に眼を移すと、谷川岳↓。
上信国境方面の山々も、すっかり雪をかぶっている。↓
薬師岳 1528メートル に到着↓。さきほど来の落葉広葉樹に、モミが混じってきた。
稜上をどんどん進む。大沼をだいぶ回りこんできた。地蔵岳と荒山↓。
長七郎山↓。
「出張山 でばりやま 1475m」に到着。↓
黒檜山(左)と駒ヶ岳、大沼。ここからのけしきは絵になるね。
鈴ヶ岳↓。
下界が見えた↓。深山~渋川のあたりだろうか。向かいの山は、子持山(手前)と小野子山。遠方は、草津白根か。
「出張峠」に到着。↓
下りてきた道を振り返る。
ここで外輪山稜と別れて、「沼尻」に下りる。整備されたハイキングコースになった。
「沼尻」↓。
大沼に映る黒檜山、駒ヶ岳もなかなかいい。紅葉が終っているのが残念だ。
歩いてきた外輪山を振り返る。黒檜の中腹から辿ってきた。
中央が薬師岳だろう。
まだ時間があるので、「見晴山 1458m」に上がってみる。ここは外輪山ではなく、カルデラ内の火口丘。見晴らしは、ちっともよくない。
‥‥と思ったら、ピークを過ぎたところに展望台があった。
見えるのは、地蔵岳と荒山くらいだ。
踏査記録⇒:YAMAP
タイムレコード 20231122 [無印は気圧高度]
(1)から - 1055「五輪峠」[1450mGPS]1100 - 1112「陣笠山」[1493mGPS]1138 - 1207「薬師岳」[1529m]1245 - 1313「出張山」[1484m 1464mGPS]1329 - 1340「出張峠」[1407mGPS]1344 - 1400「沼尻」[1346mGPS]1405 - 1414湖畔道路別れ[1359m]1416 - 1438「見晴山」[1453mGPS]1441 - 1445展望台[1451mGPS]1505 - 1508「展望台下」バス停[1428mGPS]。