石割山頂から、下山は北西尾根を経由して、忍野村内野へ。コブがないぶん、下りにはラク。忍野村を見下ろしながら降りていく。
コハウチワカエデが散乱。子天狗の小さな羽団扇(はうちわ)。どうしちゃったのかな?
ヤマボウシ(山法師)。幽玄な色に染まっている。
正面に、杓子山・鹿留山。こちらの斜面では、カラマツが燃えるようだ。
二十曲(にじゅうまがり)峠に降りるまでに、送電線鉄塔を2本通過する。その最初の鉄塔↓。
ウリハダカエデ。
ハウチワカエデとウリハダカエデ↓
ダンコウバイ↓。ミツワレの特徴ある形。
↓イタヤカエデ。
第2の鉄塔に到着↓。カラマツ、カエデ、モミ。
カエデに近づいて見る↓。オレンジはウリハダカエデ。うしろの黄色いのはイタヤカエデ。
御正体山(みしょうたいさん)1681m が見える。
二十曲峠に降り立つ↓。
「オオヤマツミ」は、「山の神」の本体? 主神? とされる神。『古事記』では、
イザナギ、イザナミの間に生まれ、草野の神カヤノヒメとの間に8柱の神を生む。
二十曲峠 1152m。ここまで自動車が上がってくる。
車道沿いの紅葉が、いやにきれいだ←。いまの見ごろは、このへんの高さらしい。
ここで↓車道と別れる。私はまだハイキング中だ←。
道の片側が杉とヒノキになって暗くなる。
ウリカエデ↓。ウリハダカエデよりも標高の低い場所に生えるようだ。ウリカエデのほうが、葉柄の付け根の食い込みが大きい。ウリカエデのシルエットはコミネカエデに似ているが、付け根から3本の主脈が出る。コミネカエデは5本。
暗い森を抜けて、忍野村の耕野に出た。陽の影が長くなっている。
石割山を振り返る。
杓子山・鹿留山↓。こっちから見ると、たしかに峰が2つあって、鹿留山のほうが高い。
「内野」集落に入る。「天狗社」という神社がある。
道祖神。左端は、「二十三夜」碑の上半分が取れてしまったのだろう。
「内野」交差点に到着。
踏査記録⇒:YAMAP
タイムレコード 20221103 [無印は気圧高度]
(2)から - 1144石割山[1412mGPS]1158 - 1223第1の鉄塔[1295mGPS]1250 - 1318第2の鉄塔[1205mGPS]1325 - 1330二十曲峠[1152m]1342 - 1353車道別れ[1131mGPS] - 1418林道出合い[1026m]1427 - 1446賀背橋[960m] - 1514「内野」バス停[948m]。