毎度の高山不動尊参り。滝めぐりコースにまだ行ってなかったので、今回の登路に選び、下山は「学校道」を踏んでみる。これでこの領域もコンプ。
旧「飯能市立高山小学校」↓。1966年閉校。高山不動尊の境内に、門柱と建物が残っている。この建物は講堂で、もとは奥に木造校舎があったという。「山の分校」というわけではなく、りっぱな本校だったのだ。(画像お借りしました m(_ _)m)
高山は、もとは大きな集落で、小学校の生徒もおおぜいいたそうだ。林業が主要な産業だったという。
すこし上がって、山のけしきを撮しておく。
↑正面に伊豆ヶ岳。
↓とんがっているのが武甲山。
下山は、「八徳」集落まで下りて、そこから水平に延びている「学校道」をたどっておきたい。
まもなく分岐点。右へ行くと、「大窪」集落から西吾野駅に戻る周回コースで、去年行った(⇒:奥武蔵の残り陽(1))。きょうは左へ行く。
谷路なので、はじめは傾斜が急だが、まもなく緩くなる。登路の「滝コース」よりずっと歩きやすい。
↓「八徳」集落。車道に出る。
集落のはずれに、落差は小さいが滝がある。
↓「八徳」で、道路は吾野駅方面と「顔振峠」方面に分岐する。左の「顔振峠」方面へ昇り返す。
↓行く手の山々。「顔振峠」の支脈にあたる。
道路わきの石段を上がって「学校道」へ。行き先に「ユガテ」が‥‥
↓「学校道」。こんな薄暗い道を通学したのかな。昔は植林のヒノキがまだ小さくて、明るかったんだろう…
この細い丸木を渡れって、小学生でも無理でしょう。うんと昔は橋がかかっていたんでしょうね。古い「ヤマレコ」を探してみると、この場所の写真が出ていて、10年前からこの状態です。
「風影(ふかげ)」集落に出ると、簡易舗装の道になる。
まだ実が小さいけれど、ユズ。キンカンかと思った。
県道61号に合流。左へ行くと「顔振峠」だが、もう登っていく気力はないので、右へ、ひたすらに下る。ちなみに、読み方は「かあぶり・とうげ」らしい。小さい時から「こおぶりとうげ」と教えられて読んでいたが。
↓「下長沢」。日はすでに山の端(は)に沈んだ。
国道に出て、「吾野」駅へ向かう。空では、夕焼けショーがはじまっている。
「吾野」駅から見た空。これは珍しい夕焼け雲だ。
踏査記録⇒:YAMAP
タイムレコード 20221011 [無印は気圧高度]
(1)から - 1312高山不動堂[574m]1337 - 1345展望場所[608m]1359 - 1408車道岐れ[555m 583mGPS] - 1413志田・大窪分岐[591mGPS] - 1431沢出合い[456m]1446 - 1505「八徳」[303m]1048 - 1513下長沢分岐[297m] - 1524車道岐れ・「学校道」入口[346m 364mGPS] - 1604顔振峠分岐[481mGPS] - 1623県道出合い(「風影」)[413mGPS] - 1642顔振峠登山口[265m] - 1647水場[256m]1650 - 1706「下長沢」(八徳分岐)[172mGPS] - 1725「吾野」駅[179mGPS]。