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 こんにちは。今回から地図の表示を変えてみました。YAMAPは線が太いのが気に入らないので、軌跡データをダウンロードして国土地理院地図にインポートしてみました。見やすくなってませんか? もっと線を細くすることもできるみたいです。操作のしかたを覚えて、さらに改良していきたいと思います。


 さて、何度かアップした高山不動尊ですが、参道コースは、まだいくつかあります。今回は越生町から大平尾根づたいに飯盛山に上がり、「奥武蔵グリーンライン」に沿って関八州見晴台へ。ここが不動尊の奥の院になっています。
 

 

 

 シルエットは行程の標高(左の目盛り)。折れ線は歩行ペース(右の目盛り)。標準の速さを 100% として、区間平均速度で表している。横軸は、歩行距離。

 


 「麦原入口」↓。ここでバスを降りる。

 

 

 


 道標が多すぎて、かえってよくわからない。どさくさにまぎれて、議員さんの連絡所とか‥

 

 

 

 

 

 ↑「麦原川」に沿って溯っていく。↓やっと視界が開けて山が見えてきた。

 

 

 


 車道をくねくね昇っていく。「戸神」という集落に入った↓。

 

 

 

 

 

 

 ↑「山猫軒」の標識は、ここまでに何度も出ていた。右奥の屋根が「山猫軒」らしい。

 

 ↓「山猫軒」。山奥に似合わない洒落た洋館、しかも窓が黒くて中が見えない。なんだか怖そうだ。入ってしまうとドアが開かなくなる。ほんとうに客を食べてしまうのだろうか?

 

 



 地域活性で補助金が出るのだろうか。山村と思えない、しゃれた造りの家が多い。花の種をまいて、生活環境の向上に余念がない。あの「山猫」の著者がこだわった点だ。

 

 


 

 


 右に入っていく。ようやく登山口だ。

 

 

 

 

 ↓通行止めになっているが、バイクは入るなという意味で、人は気にしなくてよい。しかし、ライダーも気にせず柵を壊して通過しているようだ。

 

 

 

 

 


 ↑ヒノキ林に、自然樹がだいぶ混じりこんでいる。シラカシ、コナラ、ホオノキ。標高は、まだ照葉樹林と落葉樹林の遷移帯のようだ。↓シロダモの実生。クスノキ科の常緑照葉樹で、三行脈がめだつ。

 

 

 

 

 ↓オオバイノモトソウ。この山域ではおなじみのシダ類。林床は暗くて湿っている。

 

 

 


 ミヤマワラビ

 

 

 


 「​​​​​​​白小石」という場所らしい。登山地図には「オオダイラ」と書いてある。「大平尾根」は「オオダイラ」と読むらしい。

 

 

 


 ↓斜面に白っぽい岩が多い。これが「​​​​​​​白小石」?

 

 

 

 


  白岩の散らばるゆるゆる斜面を登ると、まもなく羽賀山頂↓。

 

 

 

 


 羽賀山(はがやま) 標高 566メートル。ここまで、たいした登りもなかった。山頂にも白岩が集まっている。

 

 

 

 

 ピークからいったん下りて、樹林の尾根をたどってゆく。ナツツバキが多いようだ。ほかに、リョウブ、ナラガシワ、クリ、アセビ。

 

 

 

 

 急に視界が開ける。「野末張」↓。

 

 

 

 

 すぐ隣りに見晴台がしつらえてある。上がってきた道路に出会う。標識に「のずはり」とカナが振ってあるが、本来の読み方は「のずばり」ではないかと思う。「~バリ」という地名が各地にある。

 

 

 

 

 

 樹林の尾根がつづく。↓ヒメコウゾ

 

 

 

 

 フサザクラ↓。

 

 

 

 

 ヤシャブシ↓。

 

 

 

 

 行く手に飯盛山が見えた! むむっ、とんがってるぞ。。。

 

 


 

 コナラと交代して、ミズナラの登場。標高は確実に上がっている。しかし路が、なにげに荒れてきた。‥‥このあとは急斜面の直登。写真撮してる余裕なんかありませぬ。

 

 

 

 

 ふうう、どさっ。飯盛山 795m 登頂。

 

 


 

 

 

 

 

タイムレコード 20220829 [無印は気圧高度]
 「麦原入口」バス停[109mGPS]940  - 1011戸神「山猫軒」[212m]1018 - 1101「白小石」(オオダイラ)[414m]1105 - 1137羽賀山[564m]1203 - 1210「ニノホリキリ」(あじさい山公園分岐)[552m]1215  - 1240「野末張」[614m]1255 - 1310車道別れ[639mGPS]1313 - 1325車道出会い/別れ[678m]1332 - 1358飯盛山(飯盛峠南ピーク)[799m] - (2)につづく。