24日、キエフ市内の地下鉄の駅に避難する人々/Daniel Leal/AFP/Getty Images
https://s.japanese.joins.com/JArticle/288182?sectcode=A00&servcode=A00
https://s.japanese.joins.com/JArticle/288188?sectcode=A00&servcode=A00
首都キエフから90キロの
ベラルーシ国境も突破…
ロシア軍、ウクライナを
3方向から包囲
悪夢が現実になりました。フェイク情報を流しながら、「我々は正当だ」「力の行使もやむを得ない」と、口実と謀略を重ねて侵略を進めるプーチン・ロシアのやり方が、あまりにも日本帝国と似ていて、背筋をゾッとさせます。
戦前の日本を知っていればいるほど、この事態の進行に無関心ではいられません。
なお、「時事通信」など、日本のマスコミの報道も見ましたが、意味のない論評ばかりで、現地で起きている事実の報道が欠けているため、海外メディアに頼らざるを得ません。非常事態では、何よりも事実を知ること、知らせることが重要であるということ、今さら言うまでもないと思うのですが。
事実を軽視する国民(中央日報のこの間の報道によれば、この30年間のウクライナにも、その傾向があったといいます)は、必ず滅びます。
アメーバで他に、このニュースを伝えている人がいないかと思って、ちょっと見てみたのですが、一人しか見当たらない(ウクライナが虐殺してるの、臓器売買してるの、根拠なしに言いふらしまくるトランプ派陰謀論者は相変らずだがねww)。しかもその奇特な御仁も、「プーチンがひとりで勝手に戦争を起こした」などと、無知丸出しの罵声を上げているだけでした。とんでもない! プーチンは、戦争さえすれば国民の支持率が増えるからやってるんです。プーチンはロシア国民に圧倒的に支持されている。それは戦前の日本軍部と同じ。だから恐ろしい。
ちなみに、東アジアのなんとやらいう島国も、ロシアに国土の一部を占領されてるんじゃなかったっけ? 西のクリミア、東のチシマ。いま騒がない右翼は、格好だけのインチキ右翼だ!www
『ロシアが24日にウクライナへの全面侵攻を始めた中、ウクライナ北側のベラルーシとの国境も突破されたことがわかった。
ウクライナ国境警備隊はこの日午前、フェイスブック公式ページに「午前5時ごろロシアとベラルーシ国境周辺地域が攻撃を受けた」と明らかにした。CNNもこの日午前6時48分ごろにベラルーシ国境を越えてウクライナに進入する軍用車両を目撃したと伝えた。ロシアとベラルーシはウクライナ国境周辺で大規模な合同軍事演習を実施してきた。
ベラルーシとウクライナの国境からウクライナの首都キエフまでの直線距離は90キロメートルにすぎない。重装備を持って道路を通じて車両移動する場合、最も近い距離は約160キロメートルだ。時速60キロメートルで走行すると2時間40分ほどかかる。
ウクライナ国境警備隊は「ロシア軍の攻撃がウクライナ東部のルガンスク、スミ、ハリコフ、北部のチェルニゴフ、西部のジトーミルの5地域と南部のクリミアでも実行されている」と伝えた。北部ベラルーシ国境まで含めば合計7地点でロシア軍の攻撃が行われていることになる。国境警備隊は「状況によって敵に発砲している」と付け加えた。
ウクライナのレズニコフ国防相は「ウクライナ軍が防衛線を守っており、敵軍が突破する機会を与えずウクライナ人を保護するためあらゆることをしている」と話した。
キエフのクリチコ市長は「いまは家にいることが最善。だが心配なら避難所に行くことができる」とした。キエフ当局は、現在地下鉄は正常運行中で、無料で利用できると伝えた。
これに先立ちロシアのプーチン大統領は同日朝にテレビ特別演説を通じウクライナ東部地域での特別軍事作戦決定を発表した。彼は「東部の人民共和国(ドネツク、ルガンスク)がロシアに助けを要請した。ロシアはウクライナの非武装化を追求するだろう」と話した。 』
ニュースの後半を読んで、「大したことないじゃないか」と思うかもしれませんが、この間情報をモニターしてきた人にはわかるはず。ウクライナ当局は、市民がパニックになることを最も恐れている(ので攻撃を過小に言う可能性がある)し、軍も民間防衛隊も、抗戦意欲が乏しいと言われていて、政府が見栄を切るほどに侵入に抵抗するか否か、未知数です。
プーチンの言は、侵略を取り繕っていますが、全面攻撃していることを否定していないし、非武装化=武装解除、つまりウクライナ全土を占領すると言っています。
https://www.cnn.co.jp/amp/article/35184000.html
『24日朝にはキエフを脱出しようとする車列で混雑する道路の画像が出回り始めた。
キエフにいるCNNのマシュー・チャンス記者は「(空襲の)警報を聞き、そこら中で雷のような爆発音がしてベッドから飛び起きた。市民がパニック状態だということは想像できるだろう」と語った。
チャンス記者は「全ての往来が一つの方向に向かっている。できる限り早く、安全な地域を目指して、西に車を走らせている。車で3~5時間で到着できるポーランドに向けて運転しているかもしれない」とも語った。
一方、同国西部のリビウでは、地元当局が住民にパニックを起こさないように呼びかけた。
国営テレビ局によると、当局は市民に明かりを消して身を隠すように伝え、重要書類を持っておくようにとも述べた。
CNN取材班は現地でサイレンが鳴り響くのを複数回聞いた。リビウ郊外では現金を引き出そうと銀行前に長い列ができた。 』
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