小説・詩ランキング


コース全景


 

「ビュースポット」~大比叡~「ケーブル延暦寺」駅
 

 

 

 「ビュースポット」からの京都市街。中央の緑地は京都御所。年に一度、一般公開があるので行ってみられるとよい。無理して来たかいがあったと思った。平安神宮などよりずっと良い。

 

 



 

 「ビュースポット」から徒歩参道に戻る。路はゆるやかになって、まるで散歩道だ。地形図には尾根通しの点線もあるが、そっちの小径はほとんど歩かれていないようで消えかかっている。ロープウェイが上を通る↓。

 



 

 

 舗装路に合流し、またロープウェイに会う。

 

 

 

 北山方面の展望が開ける

 

 

 


 もうすぐ「四明岳」の頂上‥‥と思っていたら、料金ゲートだ↓。入場料 ¥1,200.円ナリ。「ガーデンミュージアム比叡」というのだそうだ。

 

 



 なんだこりゃ! これが頂上か !?

 

 


 

 

 以前に、谷ひとつ隔てた尾根(白鳥[しらとり]越え)から撮した写真を見ておこう。↓このように、「四明岳」の頂上付近には、ラウンジ付きのビルが建っている。有料とは知らなかった。しかし、頂上はその右に、つまりもっと奥にあるようだ

 

 

 

 

 さすがに、琵琶湖方面の展望はよい。ただし、湖の端っこしか見えないが。瀬田川(淀川)と近江大橋。石山~大津の市街。

 

 

 

 

 

 

 ↑山間の住宅地は「比叡平」。手前は、星野リゾート系「ロテル・ド・比叡」(左)と「叡山閣」(右)。

 

 

 

 

 ↑景色といっしょに、花も眺めろという趣向らしい。せっかくの自然の風景を人工物が邪魔してる感じで興ざめだ。

 

 

 

 

 地形図によると、↑このへんが「四明岳 838m」の頂上なのだが。。。 草花がたくさんあるのは分かるが、ごてごてしてわずらわしい。あちこちに名画が飾ってあって(興ざめなので、なるべく画面に入らないように撮っている)、いっしょに見ろという。趣味がいいのか、悪いのか

 

 

 

 

 ↑お花がいっぱい !! 興ざめの道路や人工物が入らないように、工夫して撮ったw。

 

 ↓駐車場。ゴテゴテミュージアムの外に出て、ホッと一息。「比叡山頂」バス停がある。

 

 

 


 駐車場からは、北側の展望がよい。比叡から比良にかけて山々が連なる↓。中間の三角形の2つの山は、横川の水井山横高山。遠方は、武奈ヶ岳だろうか。

 

 



 京都北山も、よく見える。平地は、八瀬のあたりか。

 

 

 

 

 「大比叡」へ向かう。ここで、「白鳥越え」からの写真を見ておこう↓。左が「四明岳」で、右が「大比叡」。

 

 

 

 

 「大比叡」へは、道路から分かれて山道に入る。

 

 

 


 「大比叡 848m」ピーク。

 

 

 

 

 

 

 「四明岳」に劣らず、興ざめな印象だ。しかし、ここは一等三角点だ。

 


 

 

 山頂の平坦部は、大きな貯水槽のようなものに占められている。

 

 

 

 

 テレビの電波中継所もある。

 

 

 

 

 

 

 下りは、かなりの急坂だ。

 

 

 

 

 「智証大師廟」がある。智証大師・円珍(814-891)は、天台宗の入唐僧で、空海の甥にあたる。帰国後、延暦寺第5代座主となったが、後代の宗派の流れは、むしろ園城寺(三井寺)の宗祖として崇める。延暦寺の華麗な伽藍と、三井寺の茅葺きの諸堂を比べて見れば、おのずから作風の違いが知れようというもの。

 

 それにしても、この付近は泥と瓦礫で荒れている。

 

 

 

 

 さらに急坂の下りが続く。

 

 

 

 

 ドライブウェイに降り立つ↓。「無動寺」バス停と「西尊院堂」がある。

 

 

 

 

 しかしここはまだ終点ではない。「無動寺」に向かう山路を下りてゆく。

 

 ようやく、「ケーブル延暦寺」駅に到着。GPS高度662メートル。

 

 

 

 

 琵琶湖も、もう夕景色だ。これで1日目は終了。あしたは改めて別の登山口から上がって徒歩で下りる。

 

 

 

 

 

 

 

タイムレコード 20211014
 (1)から - 1434「ビュースポット」1447 [697m] - 1509「ガーデンミュージアム」ゲート - 1512四明岳ピーク1514 - 1537駐車場1605 [819m] - 1618大比叡ピーク - 山頂広場1626 - 1656「無動寺」バス停 [697m] - 1700「ケーブル延暦寺」駅 [662m]

 

 

 

Michel Gourlier