JClassicの本命ギタリスト、村治佳織による名曲「アランフェス」!


Viva!Rodrigo

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アランフェス協奏曲
1.第1楽章 ALLEGROCONSPRTO 6:25
2;第2楽章 ADAGIO 11:55
3-第3楽章 ALLEGROGENTLE 5:26
4.ヒラルダの調べ -セピーリヤ幻想曲 9:38
ある宴のための協奏曲
5.第1楽章 ALLEGRODECSO 10:50
6.第2楽章 ANDANTECALMO 12:09
7.第3楽章 ALLEGROMODERATO 7:08


DVD

TRES


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村治佳織、映倫商品第2弾!


AMANDAアランフェスのアルバムにまつわるトラックを収録

ロンドン、パリ、スペイン-村治住職の三郁物桔

ラマンチヤのうた/アランフェス協奏曲第2楽章(ロドリーゴ) /
ニュ-・シネマ・パラダイス(エン二オ・モリコ-ネ/
GoBetween(ミシェル・ルグラン/
ThisGirllnLoveWithYouパート・パカラック/
LeCiel~空~ (松本俊明/
Juin (松本俊明) /
アルハンブラの想い出(タルレガ) /
インタビュー映像(順不同)

スペインのオケと指揮者により,本場スペインの地で再録音!


今回の録音に込められた思い,新たな境地を伝える独占インタビューー挙掲載!!


(Interview: MD統括グループ・柳田光宏、Text oa lnterview Photo: MD統括クループ・前川洋子)


ー今作「アランフェス協奏曲」ですが,録音は2回日になりますね.
前回もクオリティの高いものだったと思いますが8年の歳月の問に変わった点はありますか?


●この曲は99年から毎年のように10回近くコンサートで演奏しています。
何十回と弾いていても決して飽きることはなく'新しい発見もありますので'自然といい形で曲に対しての理解や愛情が涌いてきていると思います。
それから徐々に変化してきたと感じるのは'自分のートが完全に自分の感覚として自由に楽しく弾けるので'オーケストラの音もクリアに聴こえてくるんです。

聴こうとしていなくても記憶もしているし、そのオーケス-ラの響きを耳の奥で再現しているような状態です。
1つの曲を長くやるからこそだなと思います。


-ロドリーゴさんとお会いになったのは98年くらいでしょうか。
ロドリーゴさんとの思い出や娘さんのセシリアさんとの交流は今回の演奏にも反映されているのでしょうか。


●前回DVDのときも「アランフェス協奏曲」を弾いているのですが'そのときもセシリアさんがアドバイスして下さいました。
どういうテンポで弾くのをロドリーゴさんが好んでいたのかとか、教えてくださいました。
今回アランフェス以外に「ある宴のための協奏曲」というのを録音しているのですが'セシリアさんのご自宅にお招きいただいた時にプライベートビデオを見せてくださったんですね。
80歳を越えたロドリーゴさんと、この曲の初演者のベベ・ロメロさんがロドリーゴさんの別荘でリハーサルをしている映像でした。
ロドリーゴさんがソファーに座ってその隣でロメロさんがギターパートを弾いているんですね。
「そのテンポはいい」「そこはもっと前へ前へいくように」とおっしゃっているんですよ。

ーずいぶん貴重な記録が残っていたのですね。


●はい。
83年に初演されているのですが、その演奏を前にして2人で確認するという映像でした。
40分くらいのビデオでヘどの音にアクセン-を付けるだとか'そういったこともおっしゃってたんですね。
今となっては作曲者の意見というのは聞くことが出来ませんからとても貴重です。


-「アランフェス協奏曲」は演奏の難しい曲だと思いますがいかがでしょうか。


●最初からテンションをあげて弾かなくてはいけないし、休むところもほとんどなく'弾き始めた頃は技術的にも難しいなと思っていたんですけれども'最近では難しいと思うよりも'いい曲だな'とか、楽しいな'と思うことのほうが大きくなってきました。


-ギタ-曲のレパートリ-の中で突出して有名な作品ですが、村治さんにとってはどういう存在の曲なのでしょうか?


●これだけ定期的に人前で演奏できるのはこの曲しかないですし'一つの曲を長くやっていくとどういう変化があるのかtというのが弾くことによってわかってきます。

だからこそ大事な曲ですし、自分の変化も本当に感じられます。
そうして出た自分の変化は他の軸を弾き続けていく時の巷考にもなるんですね。

本番を迎えるにあたって'何回もやっているからこそ'芸術的に難しい難しいと思っていたことが簡単になるという良さもあるわけですLtだからと言って油断してはいけないんですね。

気持ちの上で余裕を持てるところでも'常に気持ちを引き締めていきたいわけですし。

指揮者、オーケストラの違いで、変わってくることはありますか。


●一緒に演奏して'そのオーケストラの特色やバランスがわかるし弦のセクションと管のセクションの成り立ちがわかります。

指揮者の方は'どんな方も柔軟な考え方というかも私の意見を尊重してくれる方がほとんどで'どんな時でも自分のテンポで演奏できます。

もちろん指揮者によって間のとり方など微妙に変わってきます。

アランフェスで例えますと'第2楽章のギターのカデンツァが終わって'オーケストラの印象的なフレーズに続くのですけれども、その間のとり方というのは'皆さん異なります。
でも、どれが一番いい、とかはなくて'こういうところにクラシック音楽の面白さがあるな、と私自身も実感しています。


-今回はスペインのオーケストラとの共演ですね。いかがでしたでしょうか。


●スペインのオーケストラだから'スペイン人ばかりかと思ったら、 NYにきたんじゃないかと思うほどの人種の相場でした。

コンサートマスターはスペインで活動しているドイツ人、管のセクションはアメリカ人が沢山いたり'チェロの-ップはウクライナ人なんです。
どんなところにきてしまったのだろうと思いまして(笑)。

日本人のハーフかしらと思われる人に話しかけたらウズベキスタンの方でした。

初めてウズベキスタンの方とお話しました(笑)。

小さな町でこんなにも多国籍化されているというのは予想しなかったことでした。

でも多国籍化された中では普通は英語が共通言語になることが多いと思うのです。

それがやはりスペイン語で'指揮者の方もスペイン語しかお話にならないんですね。

スペイン語にするところが'スペインらしさを保つ上では重要だと思いました。

私も以前スペイン語を学んでいて良かったな-と思いました。

「アランフェス協奏曲」の冒頭、タンタタタン♪というフレーズの中にスペインらしい軽やかさが聴こえてきたので'あとは安心して弾きました。

ー村治さんのフアンの方、ギターフアンの方が]番気にされると思うのが'「前回とどう違うんだろう」ということだと思うのですけれども。


●ギターの音の出るタイミングとオーケストラの各楽器の音の出るタイミングo
ギターは弓を使わないので一度弦を弾くとパッと音が出るのですけれども管でしたら一度呼吸してからなのでタイミングがありますよね。

前回やった暗にはそういう細かいところまで気を配っている余裕がなかったと思うのですが、今回は非常に皆さんの息使いを感じることが出来たので'息が合った感じは前回より完成度があがってるんじゃないかと思っています。

スペイン音楽を弾く時'以前は学んだものを出すという気持ちが強かったのですが'もちろん今も学びながらなんですけれども、スペインという国ともつながりが出来たし、意識しないで音を出した瞬間にばっとスペインの音に入り込めるんですね。

そういうところが音楽の流れを作れるということにつながっているんじゃないかなと思います。


***


ーカップリングが「ある宴のための協奏曲」「ヒラルダの調べ~セピーリヤ幻想曲」と続きます。どういった経緯での選曲なのでしょう。


●ロドリーゴさんはギター協奏曲を三曲言いていまして、その第l作目と第三作目。
第二作目に「ある貴紳のための協奏曲」があるんですけれどもへそちらは(2001年に録音しましたので、是非'80歳を越えてから書かれた作品も録音してみたいなと思いました。

弾いてみて'ロドリーゴという作曲家がどういう進化を辿っていったのか、というということを感じることも出来ました。
「ビラルガの調べ」は協奏曲の中にちょっと入れてみる小品としてふさわしい曲だと思いました。


--今回のジャケにはどんな感想をお持ちですか?


●赤を基調にして情熱的ではあるけれどもへ後ろはグレーのバックで冷静、そういう相反する要素が入るといいなと思っていました。
写真撮影自体は何度もやっているので楽しんで出来ました。


-今後の活動で取り組んでいきたいことは?


●引き続きスペイン物も演奏していきますけれども、最近ではコンサートでバッハ等の作品も取上げていますので'今後もレバー-リーを広げてゆきたいなと思っています。


-では最後にMUSIC-TOWNの読者にメッセージをお願いしますo


●久しぶりのアランフェスの録音を足非楽しんでくださいO演奏会では'ジャケットと髪型が遥うんですけれども'ビックリしないでください(笑)。

■9月10日東京青山ユニバーサルミュージックにて


村治佳織 Viva!RodriaoI発売記念ミニコンサート&ト-クイベントにペアでご招待!


応募方法
アルバム「Viva !Rodrigo」限定盤をお買い上げのお客様に専用応募ハガキを差し上げます。

必要事項を明記の上、締め切り日までにご応募下さい。

応募締め切り日: 2007年11月4日(日)消印有効
当選された方には招待ハカキを送付します。
ミニコンサート日時: 2007年11月24日(土)19:30開演予定場所:都内某所


村治佳織CD&DVD・購入増典



★賞品
対象商品両方ともお買い上げのお客様を対象に特典グッズ.プレゼント

1等:村治仕様サイン入りクラシックギター1名機

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3等欄治佳縄サイン入りグッズ50名維

★対象商品

10月17日発売アルバム「Viva!Rodrigo』 (UCCD-9444)
11月7日発売DVD 『TRES』 (UCBD-1067)
★応募締切り: 2008年1月20日当日消印有効
★応募方法
10月17日発売のアルバム『viva!Rodrigo』 (限定盤)に応募専用はがきを封入。
11月7日発売のDVD『TRES』に、「W購入プレゼント応募券」を封入。

応募専用はがきに、応募券を貼り付けのうえ、必要事項をご記入のうえ締切りまでに応募。

お闘い合わせ: 03-5739-1739ムジカキアラ



村冶佳織クリスマスコンコート


12月15日(土) 18:30開演富士市文化会飴ロゼシアター中ホール
12月20日(木) 19:00開演
12月21日(会) 19:00開演足尾井ホール(東京)ゲスト:古川展生(チェロ)


今月のBARKS表紙&TOPインタビューは佳織ちゃんです!!

ぜひご覧あれ!!

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佳織ちゃんのコンサート感想など(過去記事) 

→こちら


夏色夢紀行=渡連一正+日本フィルハーモニー交響楽団+村治佳織

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10044771426.html


明日は村冶佳織ちゃんのコンサート(クラシックギター)in中野ZERO

http://ameblo.jp/gitarcla/entry-10044576328.html



佳織ちゃん深夜TVで徳永英明さんとコラボ
曲は竹内まりやさん「元気をだして」


セピアトーンの雰囲気とてもがいいですね。


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