新作 小説 3/20 | 大鶴義丹 不思議の毎日

大鶴義丹 不思議の毎日

大鶴義丹がつづる、芸能な日々と遊び。

ちょっと難航していた、新作小説の単行本化がやっと決定・・・。


3月20日です。。。。。。


一昨年から扶桑社の文芸誌で連載していたものです。


見方によっては、なんか、今の私の生き方とダブるようなところがある、ちょっと官能な不思議系物語なのです。


実話ですかと言われますが・・・違います。


私小説ではありません。


秘めた願望は否定しないですが・・・・(笑)


表紙の写真はデザインは、???・・・に頼みました。


私としては、これの出来も楽しみです。


★新作小説発売決定 3月20日 扶桑社より★


「その役 あて書き」

物語★文芸作を目指しながらも、B級のホラー映画専門の監督としてくすぶっている男と、芸能界の波に疲れたグラビア系タレントが恋におち、東京阿佐ヶ谷で愛欲に満ちた半同棲を始める。今の自分に納得できない二人は、自分たちだけで本当の映画を作ろうと決心する。彼らが選んだ題材は、迫真のドキュメンタリー映画だった。難航するが、映画は完成した。だがその結果は二人それぞれにある結果を突きつける。そして映画が公開されると、それは男の捨てた過去を今につなげる魔法となり・・・。


★★★
大鶴義丹 不思議の毎日-IMG_1869.jpg


小説とは何の関係もないのですが・・・写真の、「昇龍」という杉並区成田西の昭和クラシック系ラーメン(400円)、本当に美味しいです。


私の同級生の御両親が何十年も前から五日市街道沿いで営んでいて、縮れ麺に生姜の効いた鶏がらスープ。チャーハンなんかも泣ける味。


「お父さん、俺、ここのラーメン伝説的に美味いって、いつも自分のブログに書いているんだよ」

「ダメだよダメ、そんなの書かないでくれよ、うちのは、ただの昔からの普通~のラーメンだよ」


そんなことを言うような、無愛想なオヤジさんです。


しかし、味の力は正直で、お昼時には、近所の会社の方や、わざわざやってくるタクシーの運転手さん、近所の方などで、いつも混んでいます。


小さな店内はいつも炒め物の煙と、そこの味を楽しみにしているお客さんのワクワク顔で溢れています。


ちなみに私は中学一年生から、30年通い続けています。私のように何十年も通っているお客さんも多いのが特徴ですね。


この店に来ると、何かを作ってお客様に出すという行為の原点を教えられるようで・・・いつも色々と内省してしまいます。