大期待!ハートロッカー
キャスリン.ビグロー監督は、キアヌの出世作品、『ハートブルー』のときから大好きです。
とにかく映像センスがとことんおしゃれな絵画的。
真夜中のレイトシュ-にきました。
久々な大期待。
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観終えた感想・・・・
凄いです。やはり、あの女流監督とんでもないです。CG技術と政治は元旦那のJキャメロン先生ですが・・・
あと、この映画、まったくエンタテイメントやヒューマンロマンスでもないので、デートやリラックスには向きません。
観客を楽しませようなんて気はないみたいです。
とにかく、イラクのリアリティを羅列し、それらを、強引に突きつけてきます。
そして、ネタばれ寸前ですが・・・戦争中毒のアメリカの病巣を問います。
戦う正義のヒーローは一人もいません。
でもあの国というか、中東ってこの先・・・ずっとああなのだろうか・・・
ただ、果てしない暴力の連鎖がどこまても続く、砂と血の混じった時間の映画でした。
私としては96点。