命懸け | 大鶴義丹 不思議の毎日

大鶴義丹 不思議の毎日

大鶴義丹がつづる、芸能な日々と遊び。

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 地上40メートルの、廃墟ビルの屋上にて撮影中です。

 命綱もなく、完全に心意気だけでの命懸け。

 屋上は、コンクリートの床が穴だらけで、そこから下は…、もう説明要りませんね。

 助監督のアンベちゃんは、ビルの窓拭きのバイト経験があるので、涼しい顔でした。

 私は微妙に引き攣り気味です。

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 手すりもなく、そこに上る階段も錆びて半分腐っていました。

 イカレ気味。本気な大人たちは、たちが悪いです。

 作品のためだと思うと、みんなヘッチャラになってしまいます。

 命を懸けても何の得もないのですが、反対に命懸けで作らないと、お客さんが楽しんでくれないのが、映画の醍醐味なのかもしれません。