明日はメレンゲの気持ちhttp://www.ntv.co.jp/meringue/2007new/index.html という、番組を収録します。夕方で終わるのですが、それから、車の自走で京都の撮影所に向かう予定です。京都のスタジオには、結構、自分の車で行く俳優さんは多いのです・・・だから、スタジオには皆さんの車が並んでいるんですよ・・・・
メレンゲは、母も一緒に出演します。ちょっと前までは、同じ仕事をしている親とテレビに出るのは拒否反応があったのですが、最近は、まあ互いに大して長い人生でもないだろうから、できることは何でもやっておこうという感じに、だいぶ大人になりました。また、自分も十歳の娘を持つ故に分かることなのですが、子供は恥ずかしくても、親というものは子供と関わりたいものです・・・・・親孝行の一環??????
なので、先日も、父と「東京人」http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html という雑誌で酒について対談しました。けっこう楽しかったです。父も最近はだいぶ酒が弱くなりました。幾ら飲んでも劇団員の前ではケロッとしている父の姿が印象にあるのですが・・・考えると、30年も前の話です。
同じように、いつかは、私も娘から、「親父も・・・・」なんて言われるのでしょう。でも、それでいいのです。娘も、いつかはその子供から、「ママもお腹が出てきた・・・」なんて言われたりして、その子供も・・・また・・・。
五十年後は日本も中国の統治下かもしれませんが、それでも、「命を紡ぐ」ということは、そう言う果てしない連鎖なのでしょう。つまり、歳をとるのも、成長するということも、すべては同じことで、素晴らしいことなのだと思います。
珍しく・・・批判じみたコメントをいただきましたが、「批判」も「お褒め」も、ある意味で表裏一体だと、削除しないでおくことにしました。私はときどき西荻窪で飲んだくれているので、そんな彼に、「あれは私が書きましたよ」と、話しかけられることがあればうれしいです。
ネットは駄目です・・・・構造上、テレビよりも、さらに「個人の断片」が拡大解釈され過ぎます。やはり、顔をつきあわせて酒でも飲まないと、本当の相手のことはなかなか分からないものです。だから、私も、コメントをする方のことを、拡大解釈はしません。みんな誰だって、何億もの断片の集まりのはずです。