69歳
元気なおじいさん
私の友人が長渕好きで、小学校の時から
ハーモニカにギターでバンダナ巻いて
ちょうど、その時キャプテンオブザシップで
友人は、とんぼとか、シャボン玉から
もっとそれ以前をさかのぼって
中学のときはもうミニ長渕で完成していて
いうセリフも、THE長渕の主張みたいな
そういうしゃべり方で
でも、野球部のキャプテンで、
みんなに慕われていて、
俺も友人は好きだったし
運動会では応援団長やって
人気者だった
そういう時代だった私の育った田舎の90年代は
長渕の曲も、あの人間性も評価されている時代
薬物で逮捕されても、暴力事件を起こしても
作品の価値は衰えなかった
まだ、昔のファンは
作品と作家の人間性を別としてとらえられていたのかも
今はすっかりもうかわいそうな有様で。
私は長渕剛に会いたいし、ギター弾きたい。
しかし、今の彼からはあの当時の圧倒的なカリスマよりも
威圧感だけのほうが強いだろう
言葉にも精彩が欠けるというか
中高年の不満で
バスの中でなく赤子と母親に怒るおっさんと
同じ
違うのは、
方やバスに乗る貧乏人で
方や、大金持ちのカリスマ
それにしても
最近の長渕はひどい。
信者にとっては神であることは変わりないと思うけど
私のような一歩引いたファンにしたら
ふるまいも歌もひどい
1995年のまま
今を生きて、曲を書いているから
響かない
筋肉はムキムキで髪を染め、歯を矯正しているけど
時代の流れがアップデートされていない
今でも、JAPANとか
人間になりてえ、とか
数々の名曲って
聞く人の心に響くけども
長渕は今もカリスマでいてほしいから
なんか今の音楽シーンを
ぶっ飛ばすような今の感覚で
今の言葉で歌ってくれよ