学生時代の夢

 

漠然と、中学高校時代は

ミュージシャンになりたいと思っていた。

 

ミュージシャンって、どうやって稼いでいるのかよくわからないまま

大学に入り、音楽に関係する仕事につければいいなと思って

久石譲の事務所に面接に行ったけど、

事務所の車がジャガーで、私は運転好きじゃないので無理だった。

 

それで、楽器屋でバイトしたら

月のノルマが300万円だって!一人300万売らないとダメ。

私は人間的にダメで3ヶ月で首。

 

それからスタジオでバイトして

5年目、憧れのミュージシャンに自分のデモ音源を渡したり仲良くなったりして、

楽しくアルバイトしていた、27歳だった。

 

やばいよね、27歳で、時給850円。

夢とかじゃなくて、もはや現実逃避だった。

スタジオには、当時売れていたバンドがたくさんきていて

 

そこで仕事していることが喜びだった、

若き日のワンオクなんかもきて一緒に飲みに行ったりしたんだよ。

すごく楽しかった。

 

で、私は客と揉めてクビになる。

その首になった日に電話があって

 

私がデモ音源を渡した歌手の事務所の社長が

あって話がしたいと言うことで

会いにいき、ギタリストとしてライブのツアーに同行することになり

晴れてプロギタリストになった

 

プロは、ライブで出演料をいただく。

テレビの仕事も出演料。

レコーディングがあれば、演奏料が入る。

あとは、そのCDの印税

 

プロと言ってもバイトをしていたので

セミプロと言うべきだが、それでも私は嬉しかった。

 

今は、サラリーマンしながら

ギターを弾いてYoutubeにアップしている。

 

 

いっとき、音楽が嫌いになり

全て捨てたけど、でもやっぱ音楽は癒しになるし、

自分の表現、存在の証として今もやりたい

 

好きなことって、仕事にすると

なんか面倒になるし、人間関係も嫌になる。

私は一人でこういうことして

最終的に、レッスンとか案件で

お金になったらいいなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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