40歳以上になると、
しかし、パートナーや子供がいてもいなくても人は完璧になれる。
美しいかどうかは自分たちで決めるものです
ジェニファーアニストンの言葉です。
すごく素敵で、彼女は「ロックスター」という私の
お気に入り映画にも出ているのですが、この言葉を見て、
また一段と、魅力的に見えました。
外見的な美しさもですが、
聡明な部分に美を感じます。
彼女は52歳ですが、いまだマスコミやSNSで
自分の妊娠説をあげられて気分が悪いという。
完璧になるために、結婚したり母親になったりする必要はありません。
『幸せ』は自分で決めるべきものですから。
彼女はそういいます。
しかし私は、自分自身
将来は結婚して家庭を持つのが「普通」だと思っていました。
今でも普通だと思うし、
独身のまま障害を終えるという人生は、
悪くはないだろうけど、寂しいと思う。
結婚して、自分の時間が思うように作れないと、
一人でいることに憧れることもあります。
でも、一人でいるのが快適なのは
若いときだけで
あくまでも、私は今家族がいるから
一人になりたいという時間が欲しいだけで、
今一人ぼっちは、ちょっとしんどい。
27歳くらいの時に、友人が独身貴族になると
息まいて自由な生活をしているように見えましたが、
ただ、相手がいなかっただけで
貴族でも何でもなく
趣味も長続きせず、
休日は競馬かパチンコという生活で、
幸い、30半ばで私が紹介した人と
運よく結婚できたからよかったものの、
一人だったら気の毒だっただろうと思う。
私は一人でも、幸せだと言えるんだったら素敵だと思う。
でも多くの独身者は社会に対して、政治に対して
既婚者に対して皮肉や、恨めしさ、揶揄
ネガティブな言葉しかなく、
結局、なれなかった自分を正当化しているだけなんだと
そういう人ばかりしかいないと思う。
幸せを自分で決められない教育が
悪かったのだと思う。
他人の視線を意識して生きるから辛いのであって、
オタクと言われる人たちの
突き抜けた感は見習うべきなんだろうけど、
オタクが、今や広く浅くなり、
本来だったら、好きなものを好きなだけやって
幸せなはずが、
「結婚なんかしている奴は馬鹿」という感じで、
無関係な他人と自分を比較していることが残念ですね。
みうらじゅんさんは、
比較するから人は不幸になるという。
他人、親、過去の自分
この3つとの比較をやめたら幸福になる。
これを「比較三原則」というらしい(笑)
旨いこと言いますね。
確かに、幸せというのはとても個人的なもので
見せつけるものでもない。
自慢を、純粋にすごいねと、褒めてあげられる
心の余裕があるだけでも楽になれる。
他人と比較しないことが幸せになる生き方だと思う。