「私ども所属の女優 深田恭子ですが、昨年春ごろから体調を崩しがちとなり、
今月に入り医師より『適応障害』と診断されました。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

深田さんは15歳のときに出演した「神様、もう少しだけ」で
ヒロインに抜擢されて以降、約23年間もの長期にわたって
主演クラスの女優として出演作を重ねてきました。

 

「美しさや人気を維持しながら、第一線を走り続けなければいけない」
「周囲の注目を集めているため、つねに笑顔を振りまき、
気の休まる瞬間がほとんどない」。そんな長年の奮闘に、
コロナ禍の心労や労力が加わって張り詰めた糸が切れてしまったのでしょうか。

 

想像するだけでも、芸能界でトップでい続けるには、
身体的にも精神的にも苦労が多いのが一般人の私にですら
わかるということは、

恐らくはその数倍、数十倍のストレスや不安、焦燥感を
いつも受けながら新しい仕事をこなしていたのでしょう。

 

深田さんと私たち一般人に共通することって、
「我慢しすぎてしまう」ことだと思います。

 

倒れるまで頑張ったり、くじけるときは入院するときみたいに、
限界の時しか倒れることができないのは
今の社会の一番の問題です。

 

私の若い時は、アルバイトも風邪ひいて休むって
かなりの「罪」で、休んだ翌日は

お詫びをもって回らないといけないほど、
風邪で休んで仕事が回らなくなるくらい
人員は足りなかったし、シフトもキツキツで
酷い労働環境でした。

 

私は20代を
スタジオノアや、鉄人化計画でアルバイトしていましたが、
人間というよりも、奴隷のような扱いで
低賃金のわりに、休んだら体調管理ができていない、
甘えている、風邪でも一回職場に来い!みたいに
圧力をかけられていました。

 

今でもそういう職場は多いと思います。

 

頑張りすぎる状態って、
ロープがどんどん張りつめていく感じで、
風邪ひいて、一回休んだ時に
上記のような嘘つき扱いされて一回来いなんて言われたら

張り詰めたロープはプツっと切れて終わりです。


特に鉄人化計画はひどかったですね。ブラック企業でした。

 

芸能人やミュージシャンが適応障害になるのはわかります。
一般人も実は仕事環境によっては非常に多いと思います。

 

深田さんの報告で、今後この症例は
メジャーになりますが、問題なのは

他人に辛さがわからないことです。

 

深田さんほどのタレントだったら、
年齢や人気や容姿などへのプレッシャーから
なりやすいかと思いますが

活動が見えている分、みんな心配してくれます。

 

保険の営業マンの場合は、
同僚も上司も気になんかかけてくれないでしょう。

頑張りまくるのもいいけど、
倒れる時が休むときみたいな生き方は
誰も得をしません。

 

会社も倒れるまでこき使っておきながら
迷惑に思うでしょうし、

何よりも自分が一番損です。

 

倒れる時を待つのではなく、
倒れないために日頃からガス抜きできる
環境を作ることが一番です。

 

ストレスがないというのは難しいですが、
一日経ったら忘れた!というのは理想的な
精神状態です。

 

仕事も家庭もストレスだったら
あっという間に死んでしまいます。

 

ストレスには「お笑い」が一番いいので、
Youtubeを観ると白人男性が
自分の体に火をつけて池に飛び込んでいる映像など
笑えるものがたくさんあるので、
そういうもので心の均衡を保ちながら

 

もう一つの手段として
抗うつ薬を買っておくのも
準備の一つだと思います。


手遅れになったり、治療に時間がかかるとか、
社会復帰に手間取る原因は、

限界になってから医者にかかることで、
メンタルクリニックの敷居は
一般人には高いからです。

 

一昔前は「精神病院」
もっと昔は「キチ○イ病院」

こんな差別的な言い方で呼ばれていたため、


受診者本人も、その家族の中には
まだまだ侮蔑的な印象すら
ある
ために、ギリギリの状態にならないと

精神科に受診しないから
ケアが大変なんですね。

 

しかも日本人は「薬」に対して非常に抵抗感とか、
気おくれとかそういうものがあって、

医者が診断して、医者が処方したものだったら
偽物でも信じて飲むくせに

自己判断で自分のためになるものについては
権威主義の担保がないから手に取りません。

私はこういうのが非常に損していると思います。

 

自分の精神状態に危機が迫っているのに
病院にもいかず、薬も飲まず、
今までと同じ生活を続けていたら
どこかでクラッシュするのは目に見えています。

 

何か一つでいいので、
ルールや信条や約束を乗り越えて
自分の状態が少しでも良くなることを
これからはすべきなんです。

 

例えば健康診断で、
メタボリックですね、肝臓の数値も悪いですねと
いう割に、それに対する医者の答えは

「食生活を見直して、運動をして、
塩分控えめで、お酒を控えましょう」

 

というくらいで何もしてくれないのです。


数値が異常値に入り始めて薬がもらえますが、

それまでは助言だけで、その状態の間は
良くする薬も出してくれないし、
具体的に助けてくれるわけじゃない。

 

つまり、自分しか自分の体を
おもんばかってあげることはできないんですね。

 

「食生活を見直して、運動をして、
塩分控えめで、お酒を控えましょう」

といいますけど、そんなことができていたら
こんな状態にはならないんだよ

 

だったら、食生活を見直さないでも、運動をしなくても、
塩分控えなくても、お酒を控えなくてもいいような
薬を先に出せと思いませんか?

 

一番大事なのは、
ちょっと具合が悪いなという自分の判断と、

やばそうだからこうしてみようという
自分の行動力だけです。

 

予兆の段階で医者に行っても
薬になんか立たないんですから。

だから精神面も同じです。


医者に行っても、とりあえずこれ飲んで
様子見てねと偽薬を貰って終わり。

 

だったら最初から自分で効果のあるものを買って
自分で対応するのが良い。

 

医者に行くのも安くないし、
何度も通って、初めて効果のあるものを出してくれるんだから
役立たずもいいところです。

 

心の不調は他人にわかりにくいうえに、
自分がつらい。この辛さってどうしようもないほどの
不安とか焦燥感で気が変になるのは当然です。

 

精神病で入院になると、
早々簡単にはでてこれません。
最低でも三ヶ月、半年は外から鍵のかかる病院で、
自分を天皇や、キリストだと思っている人と一緒に
暮らします。

 

そんな環境にいて私は良くなるとは思いません。

全部準備です

 

備えよ常に。

備えはここで買えます。