ガンズアンドローゼズのギタリスト、スラッシュの自伝を
読みました。

 

80年代の華やかなロックシーンの中を駆け抜けた
バンドの話はめちゃくちゃ面白かったし
スラッシュ自身のドラッグ中毒の話とかも
とても面白かった。

 

スラッシュが末期的なアル中、ヤク中から
よく今の状態に戻れたものだと感心する。

ダフ(メンバーのベーシスト)が心配して
家に来た時も窓から話して、しかもショットガンを
持っていたというのも笑ったよ。

 

薬物中毒になると、薬をすることが
目的になり、その目的のために
平気で嘘をつくようになるっていうのは
考えさせられる話だ。

 

私は、ガンズのファンなので、
スラッシュがアクセルと出会いガンズ結成し、
そこからのし上がっていく裏話満載の
この本は、時間を忘れ夢中で読んだ。

 

ミュージシャンがドラッグに溺れるのは、
普通のことで、退屈だから手を出すんだろうな。


日常が非日常になっていくと、刺激がなくなって
それをドラッグで紛らわせるとか癒しにするんだと私は思う。

 

数年前は脱法ハーブが「合法ドラッグ」として
渋谷やその辺の路上で普通に売られていて、
面白い時代だった。

 

薬で捕まるなんていうのは、
みっともないけど、こういうハーブだったら
合法だったから捕まるなんてないし効き目もすごい。

 

思えばこういうものの効果も、
私が海外のサプリメントを信頼する一端と
なっているんだと思う。

 

テレビで一気にその危険性が報道され、
一瞬で違法化したけど、その裏には
やくざの資金源とかいう部分があるんだろう。

 

なんにしろあんなに国が急いで法整備したのには
理由があるんだろうね。

 

アメリカでも、バスソルトって人をゾンビ化させる
ドラッグが流行ったり、ロシアじゃクロコダイルって
死ぬようなものもある。

 

幸い、依存性もないので、渇望することはないけど、
あれには、あれの良さがあって、
私は酒なんかよりもハーブが好きだったよ。

 

こんなコロナの時世だからこそ、
こういうものが息抜きになって、
自殺も減ると思うんだけどね。

 

今はそれに代わるものがないから
酒になるんだけど、9%のチューハイは
飲んでいる最中から頭が痛くなる。

 

だから、酒ももうあまり飲まない。
タバコもやめたし、
あれダメこれダメで息抜きする
代替品がないのはしんどいね。