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私は、地方都市で育ち、
プロになることを夢見ていました。

 

たまたま、大学が神奈川だったので、
18歳で上京し、卒業後も実家には戻らず
そのまま音楽活動を続け、27歳のときに
はじめてプロのステージを踏みました。

 

実際、18から23歳までは
大学のサークルでバンドをしていたので
プロを意識してはいなかったですが、
卒業後、25歳になってプロになりたいと思い
本気で能動的に活動し始めました。

ギターで稼げるようになったのは
28歳のときだったので、3年で夢は叶ったことになります。

※その後は大変でしたが・・・

 

それができたのも、
東京で音楽活動していたからだと思います。

 

単純に考えて、
多くのメジャーバンドもインディーバンドも東京で
活動していますし、大きなライブハウスやアリーナなど
有名なコンサート会場も東京にあるし、
音楽事務所も、レコード会社も
ミュージシャンも東京に集中しています。

 

18歳の頃、上京した私は
高校の同級生が、地元のライブハウスで
集客が出てきたという話を聞いて、
焦りと、苛立ち、嫉妬が入り混じった気持ちになりました。

 

というのも、上京してライブをしても、
私のバンドには集客なんかなく、
対バンと2.3人のお客の前でしかライブしていなかったからです。

 

そういう時代が続く中、
ライブをして人とのつながりをつくり、
自分から営業していくことで
ギターのお仕事を得ることができました。

 

18歳から数えたら、すごく時間がかかっているように
思うかもしれないですけど、生活できる金額を稼げたのは、
我ながらラッキーだったし、そういう運の引きの強さは相当なものだったと思います。

 

でも一番肝心なのは、私が東京で、バンド形式での活動をやめて、
ギタリストという立場で行動したことで結果に結びついたのだと思います。

 

ライブのツアーで、地方の町を回り、
そこのバンドと話をしたり、ライブハウスの人に
話を聞いたりすると、地方のシーンがあることが分かります。

 

地方のバンドが有名になるには、

 

①ホームのライブハウスでがんばって、頭角を出し、
 たまに来る、有名なバンドの対バンになって
 そこのバンドと仲良くなって、上京する。

 

②定石どおりライブしまくってツアーに出て、名を売る。

 

このプランしか私には思いつきませんでした。


前者は、相当がんばる必要があるし、
そこには、運や、社交性も必要になる。

ライブハウスで一番にならないとk、
おいしい話は回ってこないし、地元のシーンの
先輩に好かれないといけない。

 

後者は、東京でもやっている普通のバンド活動だ。
だったら、東京でしたほうが確率は上がる。

バンドって、みんなが同じことをしている以上、
それよりも目立たないといけないし、
努力も必要になるけど、一人で活動するのって、
身軽でどこにでもいけるし、なんでもできる。

 

そのおかげで、私はアニメソングのイベントの楽屋に出入りできるようになり、
そこで、ご本人からJAMprojectの武道館ライブにも招待してもらえた。

 

それもこれも、一人で活動していたからだと思っている。

 

まとめ

東京にはチャンスが沢山ある。
その分、後悔や失敗も沢山あったけど、
がんばったら夢は現実になる。

 

だれもが努力したら成功するわけじゃないけど、
成功している人はみんな努力している。

はじめの一歩で会長が言う言葉だけど、
25歳のときにこの言葉を知って電気が走った。

 

夢破れて、あきらめて
それを何かのせいにして別の仕事で
時間を埋めることだってある。

 

でもその失敗が全員に当てはまるといったらそうじゃない。

 

自分の行動ひとつで、成功もするし、失敗もする。ただそれだけ。

 

私は両方経験したし、いまだにギターを弾いている。
東京にいたら、いつだって何でもできると思っている。

 

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