学生時代は、ゼミの教授からバイト禁止を言い渡され、
それを大義名分にして長期のバイトはせず、
夏休みとか位に少し働く程度だったので、
私の価値観は社会人として、人間としてまったく足りないと思われるものでした。
そもそも、仕事の意味がわかっておらず、アスペルガー傾向にあったのかもしれません。

接客販売はコミュニケーションと口八丁が命。
楽器屋の店長河阪は、人間的にはクズで接客もうまくはないです。
でもギターを売ることはそこそこ上手だったと思います。

私の場合、接客どころか赤の他人と話すのも得意じゃない上に
高価なものを売るというのは、すごく高度な作業でしたので、
たかが三ヶ月じゃノルマ300万なんか、無理です。

一回だけ、16万のレスポールを売りましたが、
それは、たまたまその客の前を通りがかったら
「これ下さい」といわれたので、実力ではないです。

最高で月/180万が私のマックス売り上げでした。
今思っても当時の私にとってはたいした成果です。
もしも、今だったら300万はぎりぎりいけると思います。

楽器屋の仕事は、掃除と陳列、レジ、商品説明くらいしかない。
私は楽器が好きでしたが、勉強してまで好きではなかったので、
カタログとか広告の品を覚えるのが苦手でした。
それに何で俺がこんな好きでもないものまで、覚えないといけないんだと
思っていました。それも店長が覚えろというので、
チラシを眺めるくらいはしていました。

好きな楽器とか興味があると強いのですけど、
V系のギターになんか興味ないし、、、
でもそういう商品知識は確実に売り上げに反映されるものだと
今では信じています。勉強して得た知識は裏切りません。

 

 

つづく