現場からの帰り道。
年の瀬の美しい夕空です。


昨年の今頃からは考えられないような明け暮れの、
この1年になりました。
不安と焦燥と、暮らし方生き方さえ見つめ直す1年でもありました。
さあ、来年はどんな年になるのでしょうか。

この1年、技拓工房にご来社くださった皆様、ご縁を頂きました方々、
そして拙いこのブログをご訪問下さった全ての方に感謝申し上げます。
恙なくご健勝で、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
明年もよろしくお願い致します。


***技拓工房は12月30日~1月7日まで冬期休暇とさせていただきます。
 明年は1月8日より営業いたしますので、よろしくお願い致します。
このつやっつやの美味しそうなおネギをご覧ください。


畑から引き抜いたばかりです。


「あなた、大根いる?ネギは?」

車庫兼倉庫の外壁リフォーム中のお施主様のお母様からお声掛け頂きました。
もちろん、いただきます!と、すぐ隣の畑へ。
腰が怪しいから(お母様、来年90才です)悪いけど自分で抜いてねと、
人生で初めて、大根とネギを自分で引き抜きました!
更にはずっしり瑞々しい白菜まで、持ってって!と。


こちらのお客様は当社社長が独立した直後から、
母屋の外壁塗装、床の貼替、浴室交換工事等と
数年ごとお仕事を頂いている、長いお付き合いのお客様です。
「おかげで快適に過ごしているよ」と毎回喜んでいただいていますが、
伺うたび、お母様が手作りの野菜を持たせて下さるのです。
今回も打合せがあると聞きつけて、待っていて下さったようで、
沢山のお野菜もさることながら、そのお気持ちがありがたく、
嬉しくいただいてきました。
M様、どうぞいつまでもお元気で、美味しいお野菜をお作り下さいね!



迫力の、リビングの窓側カウンター。
(美しい木目の、モンキーポットという木です)


上の写真のカウンター上部、天井部分の細工です。


その天井とカウンターの間の窓枠部分の造作。



こちらは杉の1枚板。造作して和室のカウンターになります。


トイレ脇の明り取りの小窓。真ん中の枠に更に何か細工するらしい・・・。


上記のすべてを造作している、棟梁のお道具セット。
(写真撮るならもっと持ってくるよ!→いやいや、十分でございます)

こんな作業の連続ですので、終盤と言いながら木工事なかなか終わりません。
階段だって、


フツーに納まっちゃいない。



・・・入間市・U邸現場、以前についうっかり年末には完成かと言ってしまったばっかりに、
ここにきて「できましたか?完成見学会は?」のお問い合わせがしきりです。
申し訳ございませんが、
この状況でございますので、今しばらくお待ちください。
その代わり完成したら、見ごたえのある建物になります。
HPでお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!



この材も細工の待機中。
まだまだ続きます・・・。




いや、一番お待たせしてしまっているのはお施主様です。
U様、奥様、いましばらくですので、どうぞよろしくお願い致します!

木工事もいよいよ終盤の、入間市U邸現場



洗面所から浴室の壁・天井は桧(ヒノキ)貼りです。
すっと伸びたラインが美しいのはもちろんですが、
現場に立つとほのかに桧が香るのです。
実際に入浴の際は、香りも楽しめるお風呂になる事でしょう。
洗面の造作の棚が終われば、この部分の大工の仕事は終了で、
後は石貼り工事となります。

いまやほとんどの新築はシステムバス採用ですが、
このU邸はお施主様のご希望で「石造りのお風呂」です。
昔ながらの現場仕事で造作し、さあどんな仕上がりになるか。
楽しみです!

掲載誌のお知らせです。

suumo注文住宅「埼玉で建てる・2021年冬号」に
当社事例が掲載されています。



「実例ラインナップ」では
「昭和レトロの別荘」がモチーフのM邸をご紹介の他、
「建築会社ラインナップ」でも実例をそろえて掲載しています。

書店等で、どうぞお手元にとってご覧ください!
(Amazonでも購入可能です)
この狭い間口からクレーンで吊って、
(残念!写真が間に合いませんでした)



大きな石を並べます。

近くまで運び入れたら、後は人力で移動。
一番小さい石で「150㎏位」と造園屋さんからお聞きしました。
150㎏って、人の力で動かせるものなんですね・・・。
(2点の重心で「歩かせる」そうです)


3石が据えられたところは、入間市・U邸の玄関先。
玄関ポーチへの階段になります。
まだ前後が地面のままなので「置いてある」だけに見えますが、
アプローチと玄関ポーチの間の、良い景色になるはずです。
全て本州の自然石、そしてこの中の一石は偶然にもお施主様の故郷が産地のもの。
来るべくしてこの家に迎えられたような気がしました。


後日、石と玄関の間部分にモルタルを打ったところです。
少し雰囲気が出たでしょうか、
この上に左官が「洗出し」で仕上げていきます。




秋晴れのある日。

当社社長、スタッフを伴っていそいそと県南の然る場所へ。





ずらりと並んだ「板(ばん)」。壮観です。
ここは普段は工務店や個人とのお取引はしない木材問屋さんですが、
年に一度、ご紹介で直接見せていただく事が出来ます。




すっきりと美しい木肌を見せる材も、
節ありの少々やんちゃな材も、
さあどんなふうに生かすことができるでしょうか。
(この中の何枚かが我が社にやってくる予定です)


ちなみに会計事務所の出先機関であるワタクシは、
今回留守番となりました。
値札に目くじらをたてるものがいなくて、
さぞ、楽しくお買い物?が出来たことでしょう。笑
(月末の請求伝票がコワイ・・・)
週初めの予報は「雨」でしたが、
前日には「くもり」に、
当日は時折青空ものぞく、上々のお天気になりました!



古式に則り設えを整え、静かに時を待ちます。




柔らかな秋の日差しのもと、
ご家族皆様でご出席されての、川越市・H様邸の地鎮祭となりました。
ご自分たちの家の地鎮祭、なかなか経験しがたいものです。
(まずは「注文住宅」でないと、行うタイミングがありませんものね)
H家のお子様たちにとっても忘れがたい思い出になられたのでは?
式前の少し緊張されたお顔、無事終わった後の笑顔が印象的でした。
施工側としてもいよいよ実際の工事の始まり、一段と気の引き締まる思いです。



式も終わり少しほっとしたところで、神主さんよりお札の説明をいただきました。

只今、木工事真っ最中の入間市U邸です。


 コード、邪魔でしたね。このあたり、センスが・・(反省)


床材の施工です。
乱尺のナラ材、美しい表情の床材です。
建築材料、床材でいうナラ(オーク)は、
いわゆる「ドングリ」のなる木を広く差すようです。
従って一口に「ナラ」といっても、
その時々で入ってくる材は微妙にニュアンスが違います。
今回は(も)いかにもナラらしい木目の床材で、
しばし見入ってしまいました。
(光の関係で暗く映ってしまいましたが、
もう少し明るめの色合いです)

施工中、床面を見ることができるのは少しの間、
この床も施工した端から養生材で覆ってしまいます。
この後見ることができるのは完成間際、
クリーニング前になってから。
お施主様にはしばらくお待ちいただきますが、
美しい仕上がりを楽しみにお待ちくださいませ。



1枚目の写真の左端に写り込むオレンジ色の光の正体です。
(現場の2階足場から)、秋らしい美しい夕暮れになりました。



技拓工房のホームページをリニューアルしました!



当社の仕事を知って頂くコンテンツを一層充実させた、
見どころ多いホームページに仕上がりました。
是非ご覧になってください。

 技拓工房HP → 

また前回の完成現場見学会でご好評をいただきました入間市・T様邸
同時に実例としてアップしております。
こちらも合わせてご覧になってください。