*この9/18~23、完成現場見学会を開催いたします。
 詳細・お申込みはこちらから
 完成見学会お申込 → 技拓工房ホームページ
 
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完成現場見学会を控える、川越市のH邸
現在外構工事の最中です。



玄関までのアプローチを「古御影石」で敷き並べます。
この石、1枚およそ100キロ!
とてもとても、ヒトの力で動かせるものではありません。
当然重機を使い、
1枚づつ慎重にセットしていきます。

 側面からの、この分厚さ・・・。

まだ作業途中ですが、石によって建物がぐっと引き立つ感じがします。
設置終わって洗い出したら、更に美しい表情を見せるでしょう。
石は濡れると本当にきれいなのです。
完成が楽しみです!

 それにしても、お天気・・・。
 先週はずっと雨続きで外の仕事はほぼお手上げでした。
 晴れとは言わない、せめて降らないでくれ~
このブログでも度々記事にさせて頂いている川越市・H邸が、
いよいよ完成の運びとなりました。
この度お施主様のご厚意により、完成見学会を開催させて頂きます。


仕上作業の真っ最中です。

期間は9/18~23、
社会情勢を踏まえて、完全予約制で60分のご見学に30分のインターバルを取り、
三密を避け、1組様毎のご案内とさせていただきます。

実際の「技拓工房の家」を見学いただける貴重な機会ですので、
ご興味のある方はぜひお申し込みくださいませ。

詳細・お申込みはこちらから
 完成見学会お申込 → 技拓工房ホームページ
 (定員となり次第締め切らせて頂きます)

それでは、よろしくお願い致します。



この「空」が、借景の家です!
9月に入ったとたん、
ぐんと気温が下がりました。
過ごし易いのはありがたい事ですが、
このまま行くとも思えない、昨今の気象です。
皆様、体調崩されませんように!


さて、工事も中盤の所沢市・T邸

こちらの現場担当のMさんから、
「外壁貼れましたよ~」と報告を受け、
先日久しぶりに顔出ししました。

おお!

玄関前。
庇との取合いもキレイです。



中庭の辺から2種のサイディングを貼り分けています。

ここはお施主様がものすごく悩まれて選ばれたところ。
お悩みになった分、
カッコよく、スタイリッシュに仕上がりました!
足場が取れて全容が見えるのが楽しみです。
暑い日が続きますね~。
一旦寒くなってからのこの「酷暑」、
本当に身体に堪えます。
先日も通りかかった他社さんの建築現場に、
救急車が到着したところに出くわしてしまいました。
現場の作業員さんが倒れてしまった様子で、
人ごとではない、
ウチの現場も気を付けねばと気の引き締まる思いがしました。



さて、木工事が終わり、いよいよ工事も終盤の川越市・H邸

玄関ポーチと建物入口廻りを広い「土間」が囲んでいるのですが、
今回はそこを「タタキ風」で仕上げてみました。


下地を整え下塗りをし仕上塗り、という左官仕事。


仕上がった面にこの小石を


ぱらぱら散らし、


コテでたたき込みます。


上の工程の後、少し乾きだした状態です。この上からトップコートを塗ります。

H邸は「田舎のおばあちゃんの家を思い起こさせるような」懐かしさがテーマの家です。
これを現代的におしゃれに解釈しながら、家づくりを進めてきました。
土間部分も同じく、
いわゆる「三和土(たたき)」を今の暮らしに相応しくアレンジしてみました。
天気予報は終日、おまけに⚡マークまで。




しかし現場上空は時折青空が広がり、
適度な陰りで作業にはちょうど良い、まさに「上棟日和」となりました。


可愛いカントクさんが、厳しく?見守る中、


順調に材が上がっていきます。
(文字通り「林」のよう。ウチの現場は石数・木材の体積・が多いです)

前回の現場もそうでしたが、
ウッドショックの中必死に手配した木材が、
いつにもまして輝くように見えました。

終日施主様の暖かいお心遣いを頂きながら、
入間市・H邸の無事の上棟です!


先日、地盤関連の会社の方とお話する機会がありまして。

お仕事的に守備範囲の広い方で、
地盤の事だけでなく風力発電(の、機材を運ぶ方)や地中熱暖房、
果てはイチゴ栽培まで、興味深く様々な話をお伺いしました。
そんな中、
「家の中に水耕栽培スペース造りましょうよ!」
と、熱いご提案。当社社長と大いに盛り上っておりました。

住宅に水耕栽培!?


 水耕栽培ならぬ、バイガモ(梅花藻)の花の群生。


一見突飛もない発言に思えますが、実は来るべき未来には
あり得ない話ではありません。
今期「ウッドショック」と言われる木材資材の不足に、
世界中揺れ動いている状況ですが、
今度は「食料」ではないかと専らの話です。
環境大国のドイツでは、早々家庭菜園付きの住宅が販売され成功を収めているとの事、
(もちろん食糧危機を見据えての政策です)
既に将来を見て動いているそうです。

とはいえ我が国の住宅事情を考えると、
郊外ならばともかく、カースペースを確保するのが精一杯、
一家を賄うほどの家庭菜園など、地面の確保ができないでしょう。
畑仕事の手間も趣味ならともかく、ちょっと考えてしまいます。


 ↑のバイガモ群生近くの公園。静岡・三島は水が豊富で美しく保たれているところです。
 公園もよく手入れされています。
 (家庭菜園などしたことないので資料もなく、水耕繋がり?涼しげな風景でお茶を濁しております)


一方、たとえばキッチンの横、パントリー位のスペースで水耕栽培ができたら?
完全にコンピュータ制御されての形になるでしょうが、
無農薬で虫も付かない、収穫して即食べられる葉物野菜・・・。
あら、ちょっと素敵ではありませんか。
実際にサンドウィッチチェーンのサブウェイの一部の店舗では、
店舗内に水耕栽培ブースがあり、お客の目の前でその野菜をサンドウィッチに挟んで販売しているそうです。
某全国展開のスーパーでも、野菜売り場に設置を検討しているというウワサも。

このコロナ禍で新築住宅で、「玄関を入ってすぐの手洗いスペース」があっという間に広がりましたが、
今度は「住宅に水耕栽培スペース」の時代が来るかもしれませんね。

真っ青な空ともくもくの雲、
絵にかいたような関東地方の梅雨明けになりましたね。

そして、暑い!
初手からそんなに飛ばさなくてもと思うくらいのお天気です。

そんな中、川越市・H邸は外壁工事がいよいよ大詰めです。
下地を整え下塗りし、


中塗まで終えたところで、


さて、どのパターンでいきますか?


お施主様を交え、左官屋さんに仕上のパターンを試し塗してもらい検討。



わざとコテむらを出したり、滑らかに均したり。
苦も無くコテを動かしている左官屋さんを見てると、
自分でもちょっとやってみたくなります。
(実際はネタを載せるだけでも大変なんですけどね)


H邸は外壁に一部焼杉を使い、軒出が深い家。
外壁面積も大きく大らかな風格の家なので、
左官部分はヘタに遊ばず、金鏝風にぴしりと押さえることに。
快晴のもと、仕上作業が進んでいきます。
木工事も半ばの所沢市・T邸で、
先日気密測定を行いました。

この家は敷地の関係から、
中庭を挟み奥行きが16m近くある、中々のボリューム。
気密測定の結果は、ある意味現場作業の評定でもありますから、
何度経験しても「ドキドキ」なのですが・・・

さあ、結果は?

どん!


C値0.15㎠/㎡(恒例の、赤・太文字でいかせて頂きます。笑)

ついに、C値0.2を切りました!
 ※C値とは「建物の延床面積に対する隙間面積の割合」で、
 この数字が少ないほど気密性が高いことを意味します。
 ちなみに国の定めた次世代省エネルギー基準は 5.0㎠/㎡(ひとケタ違う)。
 高気密がうたい文句の某ハウスメーカーの平均実測値が 0.59㎠/㎡。


前回に続いての0.1台の数値に、社内でもどよめきが上がり、
設計サイドなどは「もう数値はあまり宣伝しないで」と言い出す始末です。
(書いちゃったけど)
技拓工房では、気密も含め性能評価は、
より良い住宅を造る為の要素の一つだと捉えています。
「数値ありき」ではなく、
いかに住み心地良く暮らしを楽しんでいただける家であるかが第一義と思っていますので、
そういった意味で数値のみが独り歩きは、避けたいところです。


それにしても、0.15(しつこく繰返す)。
スタッフも職方さんも、本当にすごい!
今回の現場は今までの記録?を出したところとはまた別のチーム(現場管理・大工)で、
そういった意味でも、会社としての平均した技術力を示すことが出来たと思います。
技拓工房ホームページ・新着情報に
「2021年建築計画」として
只今建築中の2プランに加え、新たに2プランの模型を追加掲載いたしました。

ご覧になってください!

 技拓工房ホームページ → 
美しく貼られた市松の天井板に、



慎重に位置出しして専用の機材で穴を開けます。
一発勝負、失敗は出来ません。ドキドキです。

「俺だってどきどきするよう(笑)」と、作業してる棟梁。

ダウンライト用の開口が、きれいに並びました。


こちらも同じく、棟梁に開けてもらいます。


上棟からたっぷり5か月間かけて、川越市・H邸、木工事がひとまず終了です。
棟梁はじめ大工さん方、お疲れさまでした!
(デッキがあるので、またすぐ入ってもらうようですけど)
次は内装工事が始まり、いよいよ仕上げに掛かっていきます。


連子格子(れんじこうし)の影が美しい、階段廻り。
この写真だけでもどれだけ造作の工夫が凝らされているか、
お判りになるでしょうか。