不安定なお天気が続いていますね。
もはや「異常気象」とは言えない位、
毎年お天気が変化球を投げてくるようです。
今年の夏は、どうぞ当たり前に暑いフツーの夏でありますように!
平穏を祈るような気持ちです。


さて、そんな中ではありますが、

 きれいな基礎でしょう?
 毎回ですが、基礎工事の職方さんが本当に上手い!
 教則本にも写真が掲載されるような技術者なんです。


来週の棟上げに備えた、初登場の所沢の現場です。
緑豊かな閑静な住宅街にどんな家が建っていくのか、
今後もお知らせしていきますので、ご覧になってくださいね。

またかねてよりご報告の、滑川町・N邸
こちらは床の養生を剥がし、クリーニングに入ります。


美しい床はオークラスティック、
壁のコーナーの柔らかな丸みと木の造作が印象的なN邸、
いよいよお披露目も近づいてまいりました。
後日技拓工房ホームページや当ブログで告知いたしますが、
多くの方にご覧いただけたら嬉しいです!


かねてから事例ごとに掲載しておりましたビデオ映像を、
「ビデオギャラリー」としてホームページに掲載いたします。



それぞれ趣の違う「技拓工房の家」を
イメージに合わせたBGMと共に、是非ご覧になってください。

  技拓工房 ビデオギャラリー → 
今週大工工事(木工事)が上がった、滑川町・N邸。



これは先週の様子。

リビングを2階のホールから見下ろしたところですが、
この場所だけでも、
杉の化粧板、格子の細工、間接照明と、
今回も大工さんには腕を振るっていただきました。

また今回のN邸では、内壁の角々にちょっと「工夫」があります。





角にモールを入れ、柔らかな小さなカーブを造りました。
これに伴って、幅木にも一工夫が・・・(またマニアックな事を)。
ここはぜひ、ご見学いただいて見つけて頂きたいトコロです。笑

今週は内装屋さんが入り、下処理(パテ)作業の最中ですが、
どんな仕上がりになりますか。
楽しみです!


同時に外壁の左官工事も進行中。
技拓工房・ホームページの新着情報に、
4月に完成見学会、そしてお引渡しの飯能市・H邸ビデオ映像をUPしました。


三角形の変形敷地の特性を活かし、スタイリッシュモダンな店舗併用住宅のH邸を、
ビデオ映像でもご覧になってください。  → 


また先にビデオ映像でご紹介した川越のH邸を、
施工実例でもご紹介しています。



こちらも是非ご覧くださいませ。 → 


ただいま木工事真っ最中の、滑川町・N邸





大屋根と庇の出が印象的な、大らかな家です。
実はこの家、確認申請的には「29坪」なのですが、
とてもそうは見えません。
図面では確認していましたが、実際に建物を見た時には、
思わず「これが29坪?ウソでしょ」と設計担当に詰め寄ってしまったくらいです。
(法規は守ってます。笑)

内部も大きな吹抜と大きな窓のゆったりとした間取りで、
自然豊かな環境にふさわしい、豊かな空間が予想されます。





室内は断熱工事が完了しました!

飯能市・H邸の完成見学会は多くの方にご参加いただき、
無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、関係の皆様、
そしてお引渡し前の大切な家の見学を快くお許しいただいた施主のH様に
改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!


1階は美容系の店舗のH邸は、
必然的に2階リビングの選択となりました。
三角形の敷地を最大限に生かし、
屋根の形を活かした大胆な吹抜ののLDKと、
必要十分な洗面~寝室のつながりの工夫は、
床面積以上に広やかな空間となったのではと思います。

そしてこの空間を快適に保つ理由の一つが気密の数値にも表れています。
H邸は何とC値0.1㎠/㎡、今までの技拓工房での最高数値になりました。
※C値とは「建物の延床面積に対する隙間面積の割合」で、
 この数字が少ないほど気密性が高いことを意味します。
 ちなみに国の定めた次世代省エネルギー基準は 5.0㎠/㎡(ひとケタ違う)。
 高気密がうたい文句の某ハウスメーカーの平均実測値が 0.59㎠/㎡。


↑は、ものすごーく単純に言うと、
1×1m=1㎡につき、空気がどれだけ漏れているかという事ですから、
それが0.1㎠て・・・・。
思わず息苦しくなりそうですが(笑)、
もちろん第一種換気で常に新鮮な空気を循環させていますし、
エネルギーコストも抑えられます。
空間を大胆に広げた設計でも、快適に過ごしていただけると思います。


天井の陰影が美しいです。


鋭角のコーナーが視線を伸ばします。


このところの見学会に何回かご参加頂いている方から、
興味深い感想をいただきました。
「技拓工房さんの家を見学すると、会ったことのないその家の施主さんが想像できますね」
若いセンスの良い方なんだろうな、とか、
木が好きで、そしてお客様の多いおもてなし上手の方なんだろうな、とか。
一軒一軒全く違う、お客様の個性を踏まえた設計を心がける我が社にとって、
ありがたい見方をしていただいたと思います。

今回のH邸も、「お施主様ならではの家」になったのではないでしょうか。
この家を存分に楽しみ、豊かにお暮らしいただければと願っています。

店舗兼住宅という事もあり、最後は非常にタイトな日程になりましたが、
見学会の後、無事お引渡しの運びとなりました。
今週はまさに怒涛の1週間で、いま本当にほっとしております。



かねてより建築中の飯能市・H邸が、いよいよ完成の運びとなりました。
この度お施主様のご厚意により、完成見学会を開催させて頂きます。

期間は4/21~24、
社会情勢を踏まえて、完全予約制で60分のご見学に30分のインターバルを取り、
三密を避け、1組様毎のご案内とさせていただきます。

実際の「技拓工房の家」を見学いただける貴重な機会ですので、
ご興味のある方はぜひお申し込みくださいませ。

詳細・お申込みはこちらから
 完成見学会お申込 → 技拓工房ホームページ
 (定員となり次第締め切らせて頂きます)
*最近弊社サーバーの不具合で、こちらからの返信メールが先方様の「迷惑メール」ホルダーに入ってしまい、
返信がご確認頂けないことがあります。
お問い合わせには2営業日以内に必ず返信しておりますので、
「返信が無い」場合はご自身の「迷惑メール」ホルダーをチェックしていただけますでしょうか。
お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。


今回諸般の事情により直前の告知になってしまいましたが、
どうぞよろしくお願い致します。

*********
養生を剥がし、床が見えると「いよいよ」という感じが増します。
(道具が散らかっておりますが)





前回までの現場もそうでしたが、
このH邸も材料が、入らなかった!!
直前まで本当に先が見えない状況でした。
1階が店舗の併用住宅ですので、ご商売のスケジュールもあり、
お施主様も本当にヤキモキされたと思います。
ここまで来て、本当にほっとしています。
今回はお引渡し優先で、外構工事まで回らなかったのが心残りですが、
なかなか「カッコイイ」仕上がりの家になりました。
多くの方にご覧いただけたら嬉しいです!

先月の完成見学会では多くの方にご覧いただいた入間市・H様邸を、
佳日無事お引渡しする事ができました。

完成見学会からすっかり暖かい日が続き、
「秋口まではこの暖炉を楽しめないかな?」とおっしゃっていたお施主様ですが、
お引渡しの日は何と「なごり雪」、
お引渡しに立ち会った職方共々、暖炉の暖かさを堪能させて頂きました。


H様邸と言えば、このマントルピース。

FFの大型ファンヒーターですので立上りが早く、
パワフルな暖かさを実感できるのですが、
(もちろん断熱・気密は抜群に良い家ですから!)
何といっても「炎」が目を楽しませます。
「火」には思わず惹きつけられてしまう魅力がありますね。
このマントルピースを囲み、
ゆったりとお暮らしを楽しんでいただけたらと願っています。

そして技拓工房のホームページでは、
このたびH様邸のビデオ映像を公開させて頂きました。
こちらもどうぞご覧くださいませ。

  技拓工房ホームページ 新着情報
当社の周りもすっかりソメイヨシノが満開となりました。

・・・が、
こちらもご覧ください。


昨年の春お引渡しした、入間市・U様邸の「仙台紅枝垂桜」です。



満開には少し早く、3~5分咲きというところでしょうか。
何とも艶やかな薄紅色の花で、文字通り辺りが「華やぐ」ような姿です。


ただいま仕掛りの現場の帰りに、
「そう言えばあの桜は?」と立ち寄らせて頂きました。
ちょうどU様ご夫妻もご在宅で、
1年経ちますねえ~と、感慨深かった週の終わりです。


焼杉の外壁も、良い色合いになってきました。
新築時が最高、ではなく、経年が楽しめる家は良いですねえ。
都内では桜の満開宣言も出たうららかな日。


青空に高々とクレーンが伸びます。

真新しい材が次々と組み上がっていきますが、
本来上棟としては当たり前のこの場面が、とてもありがたく思えます。

一昨年から続くウッドショックが、構造材は何とか高値安定で落ち着いてきた矢先、
今度は構造用合板が市場から姿を消してしまいました。
在来木造工法では欠かせないこの「構造用合板」、
針葉樹合板ともいい、原材料の産地の半分位はロシア。
おまけに小麦粉が接着剤としても使われているらしく、
この原産地が世界1/3の生産量を誇るロシア・ウクライナ。
需要と供給のバランスが大崩れで、
ウッドショック以来不足がちではあったのですが、
ここにきてほぼ欠品状態になってしまいました。

「ウクライナ情勢」として日々胸が痛むような情景が報道されていますが、
まさかこんなところにまで飛び火がきたか、という思いです。
世界のどこかで起こる出来事は、
今や安穏に思える場所にあっても、日々の生活と決して無関係ではないと改めて実感しています。

そんな中、弊社社長以下皆で懸命に手配した文字通り「宝物のような」木材が
ひときわ輝くように思えました。




桁の出が大らかな、「技拓工房らしい」建物です。



滑川町・N邸、無事の上棟です!