初の2.5次元作品。純粋に嬉しかったですね、お話を頂いた時は。しかも主要メンバーは気心の知れた役者陣たち。色々お初なことも多く大変でしたが、非常に心強かったです。

3月に演出したバグバスターズ〜stage blue〜で外部初主演を務めた反橋くん。その時助演として反橋くんを支えた仲田くん。「かくりよの宿飯」ではそれが反転し、初主演の仲田くんを反橋くんが脇で支えるという形になりました。なんて素敵な関係性なのでしょう。お互いがお互いの初主演をしっかり支え、「こいつの初主演を失敗させるわけにはいかねえ!」という熱いものも感じました。男前すぎだろ!

あと、ヒロインを演じてくれた野本ほたるちゃん。恐ろしいほどのポテンシャル。尋常じゃないセリフ覚えの速さ。作品に対する責任感などなど「うわー、こんなすごい子いるんだ」と感心しっぱなしでした。演出意図を伝えた時のレスポンスの早さも光速でした笑。そして作品を支えてくれたアンサブルの面々(アンサンブルという言い方はあまり好きではないのですが)も面白い子達ばかりで、色々暴れまわってもらいました笑。

小説が原作で、アニメ化もした作品でしたが、作品作りは非常に自由にやらせていただけました。作品自体も手放しで称賛していただき、本当に素敵な環境でやらせていただけたなと。作品同様、座組も本当に温かい奴らばっかりで、九州公演の時は毎日のようにみんなで食べ歩いたりもしました。なんか修学旅行な気持ちをかすかに思い出しましたね。作品だけではなく様々な思い出が詰まった忘れられない作品になりました。

主演の仲田くんとは2019年3月にも「バグバスターズ〜stage yellow」で再びタッグを組ませていただきます。今から楽しみすぎます!