舞台というよりはイベント的な要素が強いのですが、アリスインプロジェクトさんが新たに始めた「演劇×バラエティ」シリーズの「アイガク」を演出。構成、脚本も担当させていただきました。何気に難しかったですね。ゲームでガヤガヤ楽しみつつ、物語的にも執着させないといけない。そもそも演劇の流れの中でゲーム対戦をするということは、対戦するための一応の必然性も盛り込まないといけない。必然性があるということは、そこから生まれるドラマ、そしてラストがないといけない。しかも準備期間も短いし、ダンスも結構踊る。「無茶やらすぜ、アリスインさん!」と思いながらやっておりました笑。

イベント的ゲームって難しいんですよね。「こういうゲームを女の子たちにやらせたら、こういった面白いことが起きるだろうな。そうなったら女の子たちはこういうことを言い合って面白い流れになるだろうな」となんとなく予想を立てて構成するのですが、まあ、なかなか予想通りにはなってくれません笑。また、ゲームを練習させすぎるとなんかフリーダムな感じがなくなってしまい、それはそれでゲームのライブ感が出なくなってしまう。試行錯誤を繰り返し、「ああ、このラインが鉄板だな」というものが見えてきました。私の中でのテンプレートが出来上がったので、次からはもっとスムーズに楽しくやれそうだと思っております。が、最近は「アイガク」やっていないみたいで…。復活しないのかな?もし、またやる機会があればやってみたい企画ですね。