ドライブレコーダーの内臓バッテリーを交換しました |  ギターマニアの兄を持つネットショップ店長のブログ

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  子供の頃から兄を追いかけてギターを練習。しかしどんどんマニアになる兄について行けず挫折。
  今は兄の開発したAyersギター(JP Customシリーズ)を販売するネットショップの店長をしています。
  ちなみに趣味はカメラで、主に風景写真を撮っています。

こんにちは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年弱使っていたドライブレコーダーの日付が最近いつもリセットされてしまい、とても不便でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一晩置いて朝エンジンをかけると、2020年1月1日00時になってしまいます。運転する前に毎回時計の設定をするのはとても不便です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ネットで同じ事例を調べると出るわ出るわ…たくさんの記事がありました。皆さん機種は違っても同じことで悩んでいたようです。原因のほとんどは内臓バッテリーの寿命のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 DIXIAというメーカーのドライブレコーダーです。フルHDの画質でリアカメラあり。マイクロSDカード64GBまで対応していますので、1万円を切る価格ではまずまずの性能です。

 

 

 

 

 

 ネット上では同じ機種の情報が出てこないので、どんなバッテリーが使われているかわかりません。それで、人柱になることにして分解してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 本体底に小さなねじ2本があるので外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 けっこう隙間がなかったのでどこから外せばよいか悩みましたが、サイドのSDカードスロット付近からプラスチックのへらを差し込んで広げていきました。

 

 

 

 

 

 

 それから写真のように上部を外して一周させました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 写真はサイドのSDカードスロット側です。ボタンが3つありますが、ここが外れにくくて隠しネジなどがあるのかと思ったほどですが、何もなく力をある程度入れたら外れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 殻を半分にできましたが、液晶パネルのフラットケーブルがつながっているのですぐに広げてはいけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずはフラットケーブルを外しました。これで本体を2つに分離できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらが基盤側になります。バッテリーが見えていないということは、この基盤の裏側にあるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 よく見ると4本のネジで基盤が留められているので、4本ともネジを外します。

 

 

 

 

 

 

 

 映像関係のフラットケーブルが左下の黒いシールの下に留められていますので、それも外してから基盤を持ち上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これにより基盤が外れました。そして裏にお目当てのバッテリーが見えました。なんだか膨らんでいるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バッテリーは両面テープで本体に貼り付けられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてバッテリーのほかにボタン電池のようなものが別にありました。こちらはボタン電池と周りのプラスチックが一体化していて、分離することができませんでしたのでそのままにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 内臓バッテリーはかなりパンパンに膨らんでいて、これをそのままにしていたら発火するんじゃないかと不安になりました。ちなみにバッテリーは基盤にはんだ付けされていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バッテリーを貼り付けている両面テープをはがしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事にはがれました。ただし、両面テープのせいでバッテリー表面の印字が消えていて、何Vで何mAhなのかわかりません。

 

 

 

 

 

 でもネットで調べると、これらは通常3.7Vのバッテリーがほぼすべてでした。容量は説明書に200mAhと書かれていました。また、長さを定規で測ると30㎜×20㎜×6㎜くらいでした。

 

 

 

 

 

 

 ここまでで分解作業は中断し、この規格のバッテリーを探してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 すると次のバッテリーが見つかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

TM 602030 リチウムポリマー電池 リポバッテリー 3.7V 300mAh コネクタなし

 

 

 

 

 

 

 

 容量も300mAhで大きいのでグレードアップになりそうです。しかも安いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 バッテリーを注文すると、何と普通郵便で届きました。土日を挟んで5日も待ちました。安いから仕方ないですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バッテリーを開封して作業再開です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 右が新品バッテリーです。比較してみると古いバッテリーが異常に膨らんでいることがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年弱でこんなに劣化するのは怖いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はんだごてでこれまでのバッテリーを外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 外れました。プラスとマイナスが書いてあるので、その通りに新しいバッテリーの線をはんだ付けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事にはんだ付けできました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あとはこのバッテリーに両面テープを貼り、本体に接着してから基盤をねじ留めし、各フラットケーブルを接続して本体を再び合わせます。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、果たして正常になるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おお!バッテリーだけでもちゃんとカメラが起動しています。まだ時計を設定していない時の写真ですが、設定するとその記憶が保持されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 USB充電をすると、左上の赤いランプが付いて充電中になっています。交換前は点滅していました。正常になったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、実際に車に付けてみると、正常にレコーディングできています。そして時計もリセットされることはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 無事直ってよかったのですが、今回のことで疑問が沸いた点もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それは、ドライブレコーダーのほとんどの機種が、内臓バッテリーを簡単に交換できない仕組みになっていることです。

 

 

 

 数年でバッテリーがだめになることが分かっているのに、メーカーがこうした作りにしているということは、バッテリーがだめになったら買い替えさせようとしている狙いがあるのを感じます。

 

 

 

 

 

 決して安いものではないのにこうしたことをしているのは、消費者目線でないと思います。

 

 

 

 

 もし今後、内臓バッテリー交換可能なドライブレコーダーが出たら、少し値段が高いとしてもそちらを選びたいと思います。

 

 

 

 

 

 とりあえずまた2年、このドライブレコーダーを使っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 何かの参考になればと思い、人柱の記事を挙げさせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではまた!