こんにちは!
浜松市には緑の多い公園がたくさんありますが、規模の大きさや植えている植物の違いなど、それぞれの公園によって特色があります。
昨年のこの日、南区にある飯田公園に初めて行ったのですが、ここは木の種類が多い公園だと思いました。
散歩コースもそれほど広くなく、人間よりも植物を優先しているような作りがいいですね。
入口にほど近い所にあった椋の木。葉っぱの表面がざらざらしてやすりのようなので、漆器や象牙の研磨に使われていたようです。
引佐の馬門という場所に、樹齢700年以上の巨大な椋の木があったと記憶しています。椋はけっこう長生きする木ですね。
ワタクシ的にとても好きな木のクスノキ。幹が荒々しく、力強さを感じる木です。
太いクスノキは本当に風格があります。ちなみにこの木の枝や葉からは防虫剤の樟脳が作られます。
巨木と言えば、こちらも負けてはいません。メタセコイアです。戦後に中国で発見され、生きた化石植物と言われています。
ちなみにセコイアと名前が似ていますが、種類が違うようです。葉の付き方が、メタセコイアは左右対称で、セコイアは互い違いに付いているようです。
下からメタセコイアの木を見上げてみました。まっすぐ空に伸びていて、とても雄大な木です。
枝の伸び方がとても美しいので、並木にするときれいなんですよね。秋田市の旭川ダムで見たメタセコイアの並木もきれいでした。
全国の至る所にこのようなメタセコイアの並木があります。
飯田公園では木だけでなく花もそれなりに楽しむことができます。春になると桜もかなり咲くようです。
ソメイヨシノはあまり長生きしないと聞いていますが、ここのソメイヨシノはかなりの大きさでした。
最近はソメイヨシノの代わりにジンダイアケボノという種類の桜を植えることが多いようです。見た目は似ていて、病害虫にも強いそうです。
この日はとても晴れていて、空の青と木々の緑がとても美しかったです。
ここの飯田公園は、木の種類がとても多くて見ていると時間を忘れそうになります。
散歩をするのもいいですし、花もそれなりに楽しめます。池には魚や亀もいます。観光地化されてなくて市民の公園という感じなのも好印象でした。
一度行ってみてはいかがでしょうか。
ではまた!