こんにちは!
これも3年ほど前に撮影したギターになります。このギターは、ベトナムローズウッドの杢目が独特で、記憶に残っていました。
今回、新たに画像編集をして、今のワタクシが良いと思える輝度や彩度に調整しました。かなり肉眼で見た色に近いと思います。
正面から見ると、一般的なSJサイズのギターになります。トップはベイクド・アディロンダック・スプルースになります。
加熱処理をしているので、薄いベージュ色のアディロンダック・スプルースが、濃い黄色になっています。水分が少なくなるので、新品でも数年弾き込んだヴィンテージサウンドがします。
そして、このギターには桜インレイが入っています。日本人は桜好きの方が多いので、このインレイはネコに並んで人気のインレイとなっています。
そして、特徴的なのはバックの杢目です。
天然木そのままと言ったような、ベトナムローズウッドの杢目です。何度も言っていますが、ベトナムローズウッドは、木によって杢目の形がかなり異なります。これは渦巻き型でも、まだらでもない、初めて見る杢目でした。
サップもほんの一部だけ白くなっている感じです。規則性のある杢目が好きな方と、こうした不規則な杢目が自然だから好きという方がいると思います。皆さんはどちらがお好みでしょうか。
どこから見ても、桜インレイは美しいですね。
サイドの杢目はこんな感じです。所々に黒の太い線が入るのが、アクセントになっていますね。
ちなみに、このバインディングはメイプルです。5Aのフレイムメイプルですと縞模様が入りますが、3Aクラスだとあまり縞模様は見えず、すこし淡白に感じます。ちょっとした違いですが、見える印象が変わるので、ギターデザインも奥が深いと思います。
コンターにどんな木を使うかで、確かにギターの印象が変わりますね。
ヘッドプレートもベトナムローズウッドです。いかにもハンドメイドギターという風格の美しい杢目です。
ヘッドのバックプレートはインディアン・ローズウッドです。表と違う板を使い、変化を付けるのもいいと思います。
ネックジョイント付近です。サイドに見える杢目が、ギターの曲線と相まって、美しいカーブを描いています。演奏者は間近でこうした杢目が見れて幸せだと思います。
改めて、バックの杢目を見てみましょう。まるで、数千年のその木の歴史が見えるような杢目ですね。
いかがでしたか。Ayersでは自分好みのカスタムオーダーギターを製作できます。
皆さんも一度はカスタムオーダーギターを手にしてみるのはいかがでしょうか。自分好みのギターを作ることができますよ。
現在、カスタムオーダーギターの完成品を販売中 ↓
気になる方はチェックしてみてください。
ではまた!