ハードケースが重い!と感じたら… |  ギターマニアの兄を持つネットショップ店長のブログ

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  子供の頃から兄を追いかけてギターを練習。しかしどんどんマニアになる兄について行けず挫折。
  今は兄の開発したAyersギター(JP Customシリーズ)を販売するネットショップの店長をしています。
  ちなみに趣味はカメラで、主に風景写真を撮っています。

 ギターの長期保管や運搬の時は、通常はハードケース

 

 がっちりとした固いケースなので、衝撃からの保護には適しています。

 

 

 移動の時にぶつけたり落としたりすることを考えると、ハードケースは安心なのですが、欠点が一つあります

 

 それは…

 

 

「重い」のです。

 

 

 ほとんどの純正ハードケースは、グリップが一つだけで、片手で持つようにできています。片手にかかる負担がつらい。

 

 しかも、メーカーによっては、そのグリップの形が手に食い込むようなものもあります。

 

 

「持っただけで痛い(*_*;」

 

 

 そんなケースもあります。

 

 ライブ前に、ハードケースを持って、電車を乗り継いで会場に入ったら、腕が痛くてもう演奏できない!なんて涙なしには語れませんよね( ;∀;)。

 

 

「ハードケースをもっと軽くできないの?」

 

 

 物理的には軽くできませんが、軽く感じられるグッズはあります。

 

 

それが…、

 

 

ライトグリップです!

 

 

 ハードケースの取っ手に装着できる、本革ハンドメイドのグリップカバーです。

 

 実際に使ってみたレビューを下に書きますね。

 

 

【使用レビュー】

 

「ライトグリップって右の取っ手のこと?」

 

 

兄:「ちゃうよ、軽いという意味のライト。コカ・コーラライトのライト!」

 


今まで間違って覚えてました(汗)。

 

 英語では、LightGripとなります。「軽さを感じさせるグリップ」というところからの命名のようです。(←兄のよくやる安易なネーミング法

 

 

 早速装着してみましょう。なんか難しそうだな?

 

 

 結論から言うと、スニーカーの靴ひもを結んだことがある人はできると思います(笑)。

 

 

 まずは革ひもをはずし、グリップを広げ、ハードケースの取っ手を下から包みます。

 

 

 取っ手が太い場合は、完全に包めない場合もあります。(写真はAyers純正ケースですが、グリップが太めのため、少しグリップが見えています)グリップが少し見えても効果に違いはありませんのでご安心を。

 

 

 下の写真のように革ひもを一つの穴に通します。

 

 

 それから反対側の穴に上から革ひもを通し、

 

 

 また反対側の次の穴に、今度は下から通します。

 

 上から通して、反対側の次の穴を下から通すのを繰り返していきます。

 

「やっと全部通しました。革ひものため、締めるのにけっこう力が必要でした~。」

 

 左右の残りの革ひも長さが同じになるのが理想です。

 

(暴露話)

 実は、最初に左右の長さを意識せずに適当にやっていたら、片方が5センチも短くなってしまい、修正しました。

 

 ところが革ひもの締め付けが強くて、なかなか緩められませんで、かなりパワーを使いました。緩めるのには鉛筆のような棒やニードルがあれば便利かも。

 

 というわけで、ようやく左右均等になったひもの長さは、約12センチでした。最初からこの長さを知っていればもっと楽だったかも。

 

 あっ!、でも他のハードケースだと、グリップの太さが違うので、革ひもの長さが12センチと異なるから、やっぱり調整は必要かも。答えになってなくてすみません!

 Ayers純正ケースの場合は12センチ。

 

 

 最後は二つまとめて玉結びで完成!

 

 

「やっと装着できました~。」

 

 これだけで今日はもう風呂入って寝る、という心境です(笑)。

 

 

 

 さて、肝心のフィーリングは?女性スタッフに持ってもらいました。

 

 

 

「あっ、持っても痛くない!革のすべすべした感じが手に優しい。なんか前より軽く感じる。」

 

 

 自分も持ってみましたが、同感でした!革のしっとりすべすべした感じがなんともいいです。重さは変わらないのに、軽く感じるのです。これは不思議!

 

 

 兄の話では、革細工人に一つ一つハンドメイドで作ってもらっているそうです。さらに、こんなことを話していました。

 

 

「これはいいギターと同じで、一生使い続けられるよ。」

 

 

 そうか!一生モノと考えると、親近感がわきますね!

 

 

 ギタリストの手を守ってくれるライトグリップ。一生のお供におススメです!

 

 

 色は2種類です。形や大きさは同じです。 テイラー、マーチン、メイトン、Ayersに装着できました。一般的なハードケースのグリップならほとんど装着可能だと思いますよ。

 

ブラック

 

ベージュ(年月と共にあめ色に変化するヌメ革を使用)