家に帰って来たくない! と夫に言われたけど…私も限界!/産後クライシス〜ゆかりとゆうすけ編(1)【夫婦の危機 Vol.10】
私はゆかり32歳。
陣痛から20時間…ようやく赤ちゃん(ルイ)を産んだところです。 ≪続きを読む≫

 
小生は、かねてより、家事・育児いずれも、外注化・省力化すべきであると言っていますが、日本のママさん(パパさんも)って、育児に限らず、完璧にこなそうとしすぎです。
 
もちろん、家事育児を一生懸命になるのは良いことですが、それが続くと当然疲弊することになりますし、家庭内不和、さらには虐待にもつながります。言葉は悪いですが、手抜きでよいのです。
 
その上で、たとえば育児は可能な限りシッターに頼みましょう。もちろん、予算の面もあるのですべてシッター任せということはなかなか難しいかもしれませんが、国や自治体の補助金が使えることもありますし、一般的平均的な家庭でも十分利用可能かと思います。そして、その分ママさんも仕事をすれば、シッター料金も補うこともできますし、それ以上に稼ぐママさんもいるかもしれません。いずれにしても、仕事の育児の両立の一助にはなりますし、キャリアが途切れることもありませんし。
 
これに対して、「シッターだと愛情がない」といった批判があげられますが、上記のような家庭内不和、虐待を誘発するような育児のどこに愛情があるのでしょうか。手抜きと愛情は両立します。
 
繰り返しになりますが、全国のママさん(パパさんも)もっと手抜きしてください。なお、そうした手抜きを許さない、理解を示さない夫は論外ですので、「子どものためにも」離婚を視野に入れた話し合いをしてください。下手すると、あなたも虐待の「加害者」になってしまいます。