確定申告のこの時期、毎年税務署は大変混雑しています。小生の場合、会計ソフトを操作すれば自動で申告書を作成してくれるので、あとはそれに必要書類を添付して、郵送すれば申告は終了です。税務署にいく必要はありません(納付は近くの郵便局か銀行で行います)。なお、こうした混雑解消のために一部の税務署では申告書作成場所と申告書提出場所をわけているところがあるようです。

一方で、申告手続を電子化する、いわゆるe-taxというものがあります。インターネットで確定申告ができるので大変便利かと思いますが、実はものすごく使い勝手が悪くほとんど普及していないというのが現状です。と、いいますのもマイナンバーやカードリーダーの入手で時間と費用がかかり、しかも年1回の確定申告以外基本的に使えないものであるため、プリントアウトや手書きの上で紙媒体として郵送したほうが100倍速いからです。また、ブラウザもWindows11またはSafari 9.1しか使えません。

e-Taxをご利用になる場合の事前準備↓↓
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/jyunbi.htm

小生は同人誌の入稿、Fax受信、その他お役所以外の手続についてはほとんどインターネットでやっていますので、特にインターネットの手続か不慣れというわけではないと思います。しかし、お役所仕事というべきなのでしょうか。成りすましや個人情報保護もわかるのですが、結局紙で印刷して郵送したほうが早いということになり、何のためのインターネットなのかわからない。ということになります。まあ、この時期大忙しの税理士さんにとってみれば、業務軽減にはなるので、税理士さんにとってみればありがたいシステムなのかもしれません。