
今日はたまたまクルマが使えない事情があり、
久しぶりに自転車で鳴門の町まで。
片道30分ぐらいだろうか。
クルマでも感覚としては15分ぐらい。そんなに大きくは変わらない。
カメラを忘れてしまった。
残り少ないケータイの電池で撮ったのが上の写真。
「無意識の意識化」という言葉をご存知だろうか。
自分が日々「無意識に」やっていることのいくつか。
これは脳の働きというか特性に依るものが大きい。
「よーし、朝になったから布団から出て、歯を磨いて・・・歯ブラシの角度はこれぐらい・・・」
なんていちいち意識的に動いていたら、脳がパンクしてしまう。
だからある程度ある意味では「自動的に」行うことができる。
それが日々積み重ねられた「習慣」
しかし、この習慣による行動の「偏り」により、折角与えられた脳の機能は、ほとんど同じ部分が使われる結果となる。これでは成長しないかあるいは大きく飛躍しない。
では、どうするか。
今、習慣化されていることを、とりあえずひとつやめてみる。
そうすると何かをする「余裕」ができる。
今日の場合は「いつもはクルマで走っているけど、自転車に変えてみた」
それだけでもかなりの刺激である。
まず、今日は風が強い。
帰りには雨にも降られた。
細い路地にもするっと入っていける。
ゆっくりな分、普段は目に入らないモノがたくさん見られる。
住みなれた鳴門であるが「こんなとこあったのか!?」という発見もしばしば。
移動しながら運動もできる。
駐車場が要らない。駐車場が空いていないからと無駄な時間つぶしをする必要もない。
今日は、わりとさむい。肌で感じる気温。湿度。クルマの音。空気のにおい。空の光。
しかし、自転車を漕いでいると適温に変わる。
轢かれてはかなわんので、自然と周囲の動きには敏感になる。
車載のケータイ充電器が使えない。
とりあえず不要なモノは見ず、本当に大切なメールだけ送る。
ケータイも眺められないので、持参した本を読む。
普段あまり読み進められなかったが半分ほど読めてしまう。
そこでまた新たな発見があった。
「ついでに海へ」と思ったが、行くのが少し面倒だ。まっすぐ帰る・・・はずが。
帰りには気になっていた「どさん子」新装開店に遭遇。
クルマならたぶんスルーしていた。食べに寄る。
ラーメンを食べる気だったが、モツ煮定食なるものを発見。
結果、ふだん食べ慣れていない昼食を採ることができた。
帰り、後半バテてくる。高校生の頃を思いだす。
実は、高校生ぐらいの頃も同じぐらいの場所でバテていた(笑
バテるというか飽きてくる。景色の変化がない場所は今でも苦手だ。
そんなわけで、ちょっと休憩。
缶コーヒーが110円だったか・・・ペットボトルはまだなかったか一般的ではなかったか。
・・・大人なので堂々とタバコが吸える(これこれ(笑
その前にタバコやめたらと言われると思うが、すいません(すいません吸います)
ひとつ、行動を変えたら、やはりそれなりに不便が生ずる。しかしそれを補うよう何かしら違う方法を考え行動する。それが「工夫をする」ということです。
自分の人生ぐらい、自分でコントロールできなくてどうする。
何も特別なこと、お金のかかること、は要らない。時間は少しとられるかもしれないが、長い人生の中ではたったの数分。
「・・・そんなもん、やるかやらんかの違いやで、やってみりん♪」
私の口癖です
