こんにちは。
外科医の横山です。

 

胆管癌について続けます。

 

胆管癌の切除可能な場合の治療は
手術です。

手術前の処置として、
胆管炎や胆道狭窄による
肝機能障害を起こしている場合、
術前に胆道ドレナージを行い、
胆汁がうまく流れるように
処置をすることがあります。

 

また
広範囲に肝臓を切除する場合には
肝不全を防ぐために、
切除する側の肝臓の門脈をふさぎ、
残す側の肝臓の血流を増やすことにより、
残す側の肝臓を大きくする
術前門脈塞栓術を行うこともあります。

 

手術後は、
手術だけでは取り切れていない
可能性を考えて、
術後補助療法として
化学療法が行われることもありますが、
標準治療として
確立しているものではありません。

 

それではお大事にどうぞ!

 

 

 

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