おはようございます。

外科医の横山です。

 

肝細胞癌について続けます。

 

肝細胞癌の治療は、
肝臓の状態や
癌の進行具合によって

 

・肝切除

・ラジオ波焼灼療法( RFA )

・肝動脈化学塞栓療法( TACE )

・分子標的薬による薬物療法

・肝移植

・放射線治療

 

を選択します。

肝細胞癌の患者さんの多くは、
癌と慢性肝疾患という
2つの病気を抱えているため、
癌の病期 ( ステージ ) だけでなく、
肝臓の障害の程度
 ( Child - Pugh分類による評価 )
も考慮して治療方法を選択します。

 

肝細胞癌に対する治療方法を
示したものです。

 



肝癌診療ガイドライン 2017年版

一般社団法人 日本肝臓学会編

より抜粋

 

担当医と治療方針について
話し合うときの参考にしてください。

 

それではお大事にどうぞ!

 

 

 

追伸:

 

このブログは参加型です。

 

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いつでも声をかけてください。

 

ブログに反映していきたいと思います。

 

よろしくお願いします。