早朝6時過ぎに大阪南港フェリーターミナルを車で出発し9時頃に高野山。


地唄を終え12時半頃に高野山を出て今度は京都へ。


少し道に迷ったこともあり、予定より遅れて午後4時半頃にようやく御室仁和寺へ到着しました〜。ふー。


仁和寺さんの国宝でもある金堂において、午後7時から能登震災復興チャリティーコンサートが執り行われることになり、その出仕依頼を頂きましたので馳参じた次第です。


能登の地震では、ウィーン公演の出仕者の中の3名が住職を務めるお寺も被災しました。本堂が全壊したり、境内や道路も崩れて原型を留めない、檀家さんの自宅も崩れて人が半数になっているなど、3ヵ寺ともこれから復興にとても時間がかかる状況です。


しかも、全て高野山真言宗の末寺でした。


主催者の福岡の古賀さんなどが、呼びかけて自主的に集まって今回のチケット代や募金を全てお寺に寄付しようという企画です。


復興には数億円が見込まれることから、前回や今回の数百、数十万円ではとても足りないのですが、できることを続けて


1人じゃないよ、


と思えるようにすることが大切との主催者さんたちの配慮です。



みなさんは、午後1時にすでに仁和寺に集合されています。


私ともう1人、高野山から一緒に乗り合わせて来た横浜の御住職さんと2人はリハーサルに間に合わなかったですが、何とか本番までには滑り込みました。


ふー。



少し曇り空ですが、広い境内には名物の御室桜が咲き誇っていました。


京都の町はハイシーズンでインバウンドに沸いています。



御室桜と戯れる、織田信長と同い年の私。



いよいよ本番前。



裏堂にて待機中。


出番を待ちます。



実はウィーンで一緒に公演に出て頂きましたユーリさんが、日本で公演をするために来日されていたこともあり、この日になったそうです。



ありがたいことに、この日に仁和寺に来て下さり、ヴァイオリンを演奏して下さいました。



終わってお客さま方を見送りました。


御室桜の林から、人口の雲海が⁈


プシューっと。



みなさん、喜ばれていました。



我々以外に誰もいない境内。


ライトアップがとても綺麗でした。



山門もライトアップ。


この日は9時すぎに終わり、境内の中にあります御室会館に宿泊させて頂きました。


ありがたいことです。


1日よく動きました。


ふー。