今日は新盆でした。


相変わらずの暑い日が続いていますね。


ご存知のない方に申し上げますと、新盆というのは亡くなられた方を初めてお迎えするお盆のことです。


厳密に言いますと、


8月が盆月、


さらに、8月14日から16日がお盆の日です。


この3日間は、昔より日本では祖霊が家に帰ってくるとされる宿りの日です。


祖霊は子孫によって祀られることにより、子孫を護持する存在=氏神となるとされ、その反対もまた然りです。


その祖霊よりも1日早くに新たに亡くなられた方のお御魂をお迎えするのが、いわゆるこの「新盆」なのです。


よって、13日が新盆の日となりますので、どうしてもこの日に新仏様のお盆の供養が重なります。


お寺で行う3時からの合同法要でされる方も増えましたが、まだまだご自宅で集まって拝まれる方々も多いです。


家族の集まる中、追弔和讃を一緒にお唱えさせて頂きますと、眼頭を押さえて啜り泣く声が背中越しに聴こえて参ります。


さて、いよいよ朝から廻らせて頂きました新盆も18時の座で最後になります。


明日は早朝より、朝倉上内の棚行を廻ります。


16日4時半からの施餓鬼法会まであと一息となりました。


もう良い年齢になってますが、まだまだがんばって参ります!


何卒宜しくお願いします。拝